秋山監督「佑ちゃんと縁なかった」 大田外した「右」封印したのに

西日本スポーツ

 運命の残りクジに「佑ちゃん」はいなかった。会場内の視線を一斉に浴びたステージ上。秋山監督が苦笑いを浮かべた。4球団競合の末に、日本ハムにさらわれた斎藤の交渉権。「こればっかりは運だから。縁がなかったということかな」。同じく残りクジで大石を引き当てた西武・渡辺監督と明暗が分かれた。

 当初1位指名の最上位候補だった大石から、斎藤にシフトチェンジ。最終決定は前日の編成会議だった。手薄な先発右腕の補強と次世代のシンボル的存在としての期待を込めた。注目の大抽選。2年前に大田を巨人との競合で外した「右」とは逆の「左」で挑んだ。

 利き腕と反対でのくじ引きといえば、王会長の真骨頂。それまでの左手から「右」に変えて、寺原や大場を大抽選でゲットした。「右の次は左だろ」。ウエーバー順で、くじ引き順は最後。決意を口にして臨んだ秋山監督だったが、当選クジは残っていなかった。

 斎藤と同じ早実高出身の王会長が、チーム編成の実質的なトップを務めるようになって初めてのドラフト。「(西武のように)夢よ、もう一度と思ったんだけどね。リーグ自体は盛り上がるだろう」。視界の中心に斎藤をとらえていたはずの王会長も、会議場のテーブルで秋山監督と同じく無念の表情だった。

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