今宮神の手は「究極の選択」/日本シリーズ2017プレーバック

西日本スポーツ

 パ・リーグで2年ぶりに優勝したソフトバンクと、セ・リーグ3位からクライマックスシリーズ(CS)を勝ち上がったDeNAが対戦。ソフトバンクが4勝2敗で2年ぶり8度目(南海、ダイエー時代を含む)の日本一に輝いた。

第1戦(10月28日・ヤフオクドーム)ソフトバンク10-1DeNA
 ソフトバンクは投打がかみ合って大勝した。1回にデスパイネの二塁打で先制し、2回に長谷川勇が2ラン。5回は柳田、今宮の連続適時打などで7点を加えた。千賀は大量援護を得て7回1失点と好投。救援陣も危なげなかった。DeNAは井納が先頭打者の出塁を許し、リズムをつかめなかった。打線も単打のみで力負けした。

 ソフトバンク・柳田(2安打2打点)10割で振ったけど、なかなか芯で当たらない。(CSファイナルステージ第5戦で戦列復帰して2戦目で)筑後でリハビリしているよりも楽しいです。

第2戦(同29日・ヤフオクドーム)ソフトバンク4-3DeNA
 ソフトバンクが接戦を制した。1-3の7回に柳田の適時打で1点差とすると、倉本の失策などで2死満塁と好機が広がり、中村晃が右前に2点適時打して逆転。8回からはモイネロ、サファテとつなぎ反撃を許さなかった。
 DeNAは今永が6回1失点10奪三振と好投し、6回に梶谷と宮崎の本塁打で逆転したが、継投が決まらなかった。

 ソフトバンク・今宮(7回に本塁突入。当初アウトの判定もリプレー検証の結果、セーフに)三塁を回ってアウトかなと思い、普段あまりしないヘッドスライディングでいった。飛んでいった感じ。究極の選択だった。

第3戦(同31日・横浜)DeNA2-3ソフトバンク
 ソフトバンクは1回に内川の二塁打で先制し、4回は高谷が2点適時打を放った。5回途中から継投に入り、3-1の6回1死満塁を1失点でしのぎ、終盤はモイネロ、岩崎、サファテとつないで逃げ切った。DeNAは4回にロペスのソロ、6回に倉本の適時内野安打で追い上げたが、序盤に不安定だった武田を攻略し切れなかったことが響いた。

 ソフトバンク・内川(初回に先制V打。試合前にDeNAファンからブーイングも)何とも思わなかった。そういう気持ちは終わってから考えればいい。

第4戦(11月1日・横浜)DeNA6-0ソフトバンク
 DeNAが無失点リレーで快勝した。浜口は落ちる球を低めに集め、8回1死まで無安打の快投。9回は山崎康が締めた。打線は5回に宮崎のソロなどで2点を先行すると、7回に高城がソロ。宮崎と高城は8回にも適時打を放った。ソフトバンク打線は最後まで浜口の変化球にタイミングが合わなかった。和田は粘り強く投げたが宮崎の一発に泣いた。

 DeNA・浜口 すごく緊張したけど、持っている力を全力でぶつけようと。自分が終わらせないように気持ちを込めて投げた。

第5戦(同2日・横浜)DeNA5-4ソフトバンク
 DeNAが劣勢をはね返した。4回に筒香が逆転2ラン。再びリードされて迎えた6回は筒香、宮崎の連続適時打で追い付き、代打嶺井の二ゴロで勝ち越した。山崎康を8回途中から投入して逃げ切った。ソフトバンクは5回に中村晃の2ランなどで逆転したものの継投が決まらなかった。9回は3安打で2死満塁と攻めたが、明石が一ゴロに打ち取られた。

 DeNA・筒香(日本シリーズ初アーチを含む2安打3打点)3試合負けてからの方が逆に、いつも通りできているなと感じる。

第6戦(同4日・ヤフオクドーム)ソフトバンク4x-3DeNA
 ソフトバンクは2-3の9回1死から内川のソロで延長戦に持ち込み、11回は2死一、二塁として川島の右前打でサヨナラ勝ちした。9回から投入したサファテが気迫の投球で3回を投げ抜き、勝利を手繰り寄せた。DeNAは5回に逆転し、今永が8回途中まで2安打2失点、11奪三振と好投したが、9回に代わった山崎康が追い付かれて暗転した。

 ソフトバンク・サファテ 全部使い切った。明日の分は残っていない。今日勝つしかなかった。

表彰選手
最高殊勲選手賞 サファテ(ソフトバンク)3試合 1勝0敗2セーブ 防御率0.00
敢闘選手賞 宮崎 敏郎(DeNA)6試合 打率.400 2本塁打 5打点
優秀選手賞 柳田 悠岐(ソフトバンク)6試合 打率.320 0本塁打 4打点
      内川 聖一(ソフトバンク)6試合 打率.318 1本塁打 3打点
      浜口 遥大(DeNA)1試合 1勝0敗0セーブ 防御率0.00

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