社会人で苦節5年…SB4位・板東 鉄道業界からの“出世路線”引き継ぐ

西日本スポーツ

 ソフトバンクから4位で指名されたJR東日本の板東は、鉄道業界からの“出世路線”を引き継ぐ。ホークスではJR東日本東北から入団した摂津が新人王に輝き、JR九州出身の加治屋も5年目でブレークを果たした。「そういった先輩たちに続けるようにしたい」と力強く決意を込めた。

■摂津、加治屋に続く

 生命線は制球力。「コントロールのいい投手になりたい。将来的には勝てる投手に」。お手本には迷わず摂津の名前を挙げた。「JRのOBで共通点がある。精密機械のようなコントロール。同じチームでやれるのは光栄です」と対面を待ちわびる。

 徳島・鳴門高では2年春から4季連続で甲子園に出場。そこから社会人で苦節5年。「あっという間だった。入ったころはプロなんて思いもしなかった」。入社したころ体重65キロときゃしゃだった体も78キロまで増え、プロの道が開けた。

 同い年の森(西武)や松井(楽天)、ソフトバンクでも上林と早くも球界で暴れ回っている選手が多くいる。「(ソフトバンクは)投手の層も厚いけど、1軍に食い込んでいけるように全力でやっていきたい」

 偶然なのか、今年初めて福岡を訪れ、水炊きのおいしさに触れた。「すごくいい街で、また(水炊きを)食べたい。施設が充実していて、成長していくうえで素晴らしいチーム」とソフトバンクからの指名を喜んだ。JRでプロへのレールを敷いた右腕が、また一人、ホークスに加わった。 (小畑大悟)

 ◆板東湧梧(ばんどう・ゆうご)1995年12月27日生まれ。徳島県出身。板東小2年から板東野球スポーツ少年団で軟式野球を始め、大麻中では軟式野球部。鳴門高では2年春から4季連続で甲子園に出場し3年夏は8強。2014年にJR東日本入社。しなやかな投球フォームから繰り出す最速148キロの直球に加え、多彩な変化球を両サイドに投げ分ける。182センチ、78キロ。右投げ右打ち。

=2018/10/26付 西日本スポーツ=

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