ソフトバンク「勝率9割」の必勝パターン データが示す連続日本一へのカギ

西日本スポーツ

マツダスタジアムでの前日練習で笑顔を見せるソフトバンク・柳田 拡大

マツダスタジアムでの前日練習で笑顔を見せるソフトバンク・柳田

 プロ野球の日本シリーズは27日にマツダスタジアムで開幕する。セ・リーグ3連覇で2年ぶりにクライマックスシリーズ(CS)を突破した広島と、パ・リーグ2位から球団では初めて「下克上」でCSを勝ち上がったソフトバンクが、69回目のシリーズで初めて激突する。

 就任4年で3度目の出場となるソフトバンクの工藤監督にとって、敵地で開幕するのは今回が初めて。日本一に輝いた2015、17年はヤフオクドームで計5戦5勝とホームで無類の強さを誇るが、ビジターでは3勝3敗と五分の成績だ。その工藤監督は2年連続日本一への重要なカギに初回の先制点を挙げる。

 CS突破から一夜明けた22日、工藤監督は敵地で日本シリーズがスタートするメリットとして「初回の攻撃で点を取れば、今回のCSのように一気にこっちが優勢になる」と指摘した。メットライフドームで行われた西武とのCSファイナルステージでは勝ち試合で全て先制し、3試合は初回に得点。その再現を真っ赤に染め上がるであろうマツダスタジアムでも狙うつもりだ。

 先取点の重要性は過去のデータにもはっきりと表れている。球団名がソフトバンクとなってからの日本シリーズ出場は昨年までに4度(11、14、15、17年)で全て日本一。この間、勝利した16試合はいずれも先制ゲームで、初回に得点を挙げたのが10試合、17年第3戦までは「先制試合15連勝」のシリーズ新記録も樹立した。先制→逆転負けは11年第1戦と17年第5戦の2試合しかなく、先制試合の勝率は.889と9割に迫る圧倒的な数字を誇る。

 昨年は1番打者の柳田が第1~3戦のいずれも初回に安打を放ち、先制のホーム。チームは3連勝で一気に王手をかけて日本一への流れをつくった。今年のレギュラーシーズンでは、先制試合の勝率はソフトバンの.769に対し広島は.708。一方で、逆転勝ちの数はソフトバンク31度に対し広島はリーグ最多の41度と戦い方は対照的だ。

 日本シリーズは13年の楽天からパ・リーグの球団が5連覇中。その間に3度の優勝を誇るソフトバンクが勝てば通算9度目で、広島なら34年ぶり4度目の日本一となる。

=2018/10/26 西日本スポーツ=

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