ソフトB武田、今オフ無休で新フォーム固め 理想は藤川球児

西日本スポーツ

 福岡ソフトバンクの武田翔太投手(25)が12日、このオフは無休で新フォーム固めに専念することを明かした。理想型に掲げたのは阪神の藤川球児。秋季キャンプ終了後の12月、年を明けた1月も休まずに新フォームを徹底的に体に染み込ませた上で来春のキャンプに参加し、開幕ローテーション争いを勝ち抜き、来季の先発復帰につなげる覚悟だ。

 このオフは休まない。「まったく動かない日はつくらないつもりです。この秋季キャンプを終えても(フォーム固めを)続けていく。感覚をきちんと体に染み込ませられるようにする。2月のキャンプにはしっかりした形で臨みたいです」と武田は来春を見据えた。

 シーズン中の夏から取り組む低めへの制球を意識したフォーム。理想とする形は阪神の藤川だ。「藤川さんのイメージなんです。重力に逆らわずに、とにかく自然なフォームだから。力をスムーズに伝えられると思う」。宮崎秋季キャンプ合流3日目となった12日も精力的に新フォーム固めに動いた。

 ブルペンで長い棒を振り下ろし、踏み台や平均台の上でネットスローを実施。終えると約20球、感覚を確かめるように捕手を座らせて投球練習も行った。「疲れはありますけどね。新しい投げ方ですからやらないと」と流れる汗を拭った。

 今季は先発で3勝にとどまった。2軍調整も経験し、中継ぎへ配置転換となった。それでも2軍で着想を得た「球児フォーム」に取り組む中で好感触をつかみ、シーズン終盤は第2先発としてフル回転。広島との日本シリーズでは4連投するなど、2年連続の頂点に大きく貢献した。それでも本音は「先発はやりたいですね」。オフも返上してまで、精力的に取り組む理由は本来の場所への思いだ。

 工藤監督もかねて「もともとは先発投手だし、そこからスタートしてもらうのでは」と話しており、来春キャンプでは先発で調整する見通しだ。だからこそ右腕も気合が入る。「ルーキーのような気持ちですよ。7年間投げてきた形を変えるんだから。この新フォームで1年間、しっかり投げ切れるように」。来季8年目の“新人”は3年ぶりの2桁勝利へ黙々と努力を重ねる。 (山田孝人)

=2018/11/13付 西日本スポーツ=

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