福岡工大トンガFW制圧!! 全国大学ラグビー24日開幕
ラグビーの全国大学選手権が24日、ミクニワールドスタジアム北九州で開幕し、2大会ぶりに出場する福岡工大(九州)が初出場の北大(東北・北海道)と1回戦で対戦する。8強入りが目標の福工大はソセフォ・ファカタバ(3年・目黒学院高)とシオエリ・バカラヒ(1年・同)のトンガ人留学生を本来のCTBではなく、FWで起用。パワーでブレークダウンを制圧した上で自慢の快足バックスリーで勝利を引き寄せる。
■監督破壊力期待
2大会ぶりの全国舞台。九州から悲願の8強入りへ、勝負手はトンガパワーのFW集結だ。パワーとスピードを兼ね備えた186センチ、120キロのファカタバをナンバー8、U-20(20歳以下)日本代表でも活躍した177センチ、103キロのバカラヒをフランカーに配置しFW戦で圧倒する。
狙いは明確だ。スピードのあるバックスリーを生かすため、力強い縦突破で相手防御をブレークダウン周辺に引き寄せてから、手薄になった外に展開。1年からレギュラーのFB佐竹克基主将(4年・東福岡高)や辻翔太(同・日大藤沢高)、帆足海星(同・荒尾高)の決定力ある両WTBで仕留める。宮浦成敏監督は「FW陣に故障者が多いことも理由にある。まずボール争奪戦で優位に立ちたい」とトンガ勢の破壊力に期待する。
ファカタバは「ディフェンスでもターンオーバーしてチームを盛り上げたい」と意気込む。将来はCTBでの日本代表入りが目標ながら、夏合宿からナンバー8でもプレーするなどチームの勝利を優先。2大会前は1年生ながらチームの3回戦進出に貢献した潜在能力に磨きをかけている。
バカラヒは5月から6月にかけてフランスで行われたワールドラグビーU-20(20歳以下)チャンピオンシップに日本代表として、力強いランで存在感を示した。フランカーのポジションは11月の九州学生リーグの順位決定戦からと、経験は浅いが「激しいタックルを見せる」と頼もしい。
■2大会ぶり出場
昨年のチームは、戦力こそ充実していたがけが人が多かった上に慢心もあって全国切符を逃した。佐竹主将は「あの悔しさがあるからチームがまとまった」と苦い教訓を糧にしてきた今シーズンを振り返る。初出場の北大に対しても「相手のキーマンはしっかり分析している」と油断はない。
九州は少年期からラグビーが盛んで人材の宝庫。東福岡高などが高校生世代の日本代表を多く輩出しながら、関東、関西の強豪大学に進学するケースが多い。「私たちがいい結果を残してその流れを変えたい」と宮浦監督。九州から旋風を巻き起こす戦いが始まる。 (大窪正一)
=2018/11/23付 西日本スポーツ=































