ソフトB長谷川勇 筑後で独り 2019年1月自主トレ 自己流で技磨く

西日本スポーツ

 「ぼっちトレ」で技磨く! 福岡ソフトバンクの長谷川勇也外野手(33)が22日、年明けの2019年自主トレを単独で行う考えを明かした。17年1月の自主トレは中村晃らと沖縄・宮古島で行っていたが、17年オフに右足首を手術した影響で今年1月までリハビリに費やした。同学年の本多が引退、吉村が退団したため、チームの1984年生まれはついに1人に。若返りを図る球界全体の流れを肌で感じながらも、自分のペースで技を極めていく。

■メニュー「臨機応変」

 たった1人でバットと向き合うことを選んだ。長谷川勇は、年明けも筑後のファーム施設で黙々と汗を流し、2月のキャンプを迎えるという。2017年1月まで中村晃とともに取り組んだ宮古島自主トレはやめる考えを明かした。

 「昔みたいにがんがんトレーニングできないところもあるし、一緒のメニューもできないと思う」

 ともに汗を流す仲間への配慮とともに、自らの体と相談しながらシーズン開幕を照準に合わせ調整を進めるという。現時点で具体的なメニューまでは決めていない。「臨機応変に」。何度も口にした理由は、昨年11月に手術した右足首の状態によるところが大きい。

 その影響もあり18年シーズンは55試合の出場にとどまった。ただ、8月には2度の1試合2本塁打をマークし、月間打率3割7分2厘を残すなど技術の高さは相変わらず。「まだまださび付いていない。メシが食えるなと思った」。代打起用が増えた1年でも、手応えは感じている。

■若返りは「仕方ない」

 来季でプロ13年目を迎えるバットマンは、置かれる立場も冷静にとらえている。同じ1984年生まれの本多が引退し、吉村が退団した。若返りを図る流れはホークスだけでなく、球界全体の動き。昨オフ、ソフトバンクからロッテに移籍した大隣や、2011年のセ・リーグMVPの中日浅尾もユニホームを脱いだ。

 「もう34歳ですから。こればかりは仕方ない部分もある。この世代交代に流されないようにと思っても、流れに対抗するだけでもよくない。結果よりも技を磨いて、要るか、要らないか、使うか、使わないかは周りが決めること」

 13年に198安打を放ち、打率3割4分1厘でリーディングヒッターにも輝いたベテランは今なお技術の向上を追い求めている。それが結果を残す最大の要因であることを知るからこそ、自分だけの世界で自問自答を繰り返す。 (鎌田真一郎)

=2018/11/23付 西日本スポーツ=

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