西武・山川MVP カブレラ以来のチーム16年ぶり

西日本スポーツ

 西武の山川穂高内野手(27)が自身初のパ・リーグ最優秀選手(MVP)に輝いた。西武勢のMVP獲得は2002年のカブレラ以来16年ぶり。山川は今季全試合で4番に座り、10年ぶりのリーグ優勝に貢献。本塁打王、ベストナインも含む“3冠”の強打者は来季のタイトル量産を誓った。西武勢は打点王の浅村栄斗内野手(28)も含めた4人が個人タイトルに輝き、ベストナインも6人。華やかなNPBアワーズがレオのタイトルラッシュに沸いた。

 満面の笑みに喜びがあふれ出た。リーグ優勝への貢献度を評価されてのMVPに、山川は「めっちゃうれしい。MVPは浅村さんと思っていた。びっくりしている」と目を細めた。47本塁打という豪快な打撃でつかんだ勲章は、リーグ優勝との二重の喜びとなった。

 得票の2位だった浅村との中軸コンビで、リーグ優勝の象徴だった“獅子脅し打線”を引っ張った。先輩を上回ったのはアーチをかけた差だった。「今年は12球団で一番ホームランを打てた。これからも続けたい」。持ち前のパワーでMVPを引き寄せた。

 チーム内で競い合ってきた浅村は来季から楽天に移籍するが、山川の自信は揺るぎない。

 「浅村さんは他のチームに行くけど、自分にとって超えるべきライバルと思っている。(チームには)ピンチだけど、自分には大きなチャンス。今まで浅村さんがかえしてきたランナーをかえすことができる。自分が一回りも二回りも大きくなることができる」

 先輩の抜けた穴を埋めるだけでなく、キャリアハイの成績を残した今季を上回る数字を狙う。

 西武勢は優勝チームにふさわしく、山川をはじめとした主力が表彰式の壇上に次々と呼ばれた。最優秀監督賞を受賞した辻監督は「優勝できたのは選手のおかげ。みんな申し分ない活躍だったし、自信にしてもらいたい」とうなずいた。

 指揮官の言葉に、山川は自身を奮い立たせた。来季も打線の中軸を務める自覚は十分。「来年もホームラン王、打点王、MVPと、取れるタイトルは全部取りたい。浅村さんたちが抜けても西武は強い、と思わせるようにしたい」。リーグを代表するスラッガーとして、さらなる大爆発を宣言した。 (松田達也)

=2018/11/28付 西日本スポーツ=

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