ソフトB上林、2度目の交渉7500万円でサイン 上積みもゲット 来季は1番を熱望

西日本スポーツ

 来季は「1番」定着!! 福岡ソフトバンクの上林誠知外野手(23)が5日、ヤフオクドーム内で2度目の契約交渉に臨み、数百万円の上積みを勝ち取って4000万円増の年俸7500万円でサインした。将来的な通算2000安打を目標に掲げ、安打量産のため1番定着を熱望。レギュラー3年目となる2019年シーズンは、リードオフマンで「トリプルスリーに近い数字」を求めチームをけん引する覚悟だ。 (金額は推定)

■今季1番は49試合

 1回目よりも20分ほど長い1時間の交渉を終えた上林は、複雑な表情を見せた。米大リーグなどで使われる守備の指標などをまとめた資料を持参し、交渉の過程で数百万円の上積みを勝ち取り、4000万円増の7500万円でサイン。満足度を「中と大の間ぐらい」と表現した。「自分でも納得いく成績なら、もっと強く言えるんだと思う」と歯がゆさをにじませた。

 今季は打順が固定されず3、4番以外に全て座った。その中で最も先発起用が多かったのが49試合の1番だった。「2000安打を意識しているので、1、2番の上位を打ちたい。固定された中で、どういう結果が出るか知りたい」。レギュラー定着2年目で通算275安打の若手が、2000安打を堂々と目標に掲げるのは珍しい。イチローに憧れ、内川を師と仰ぐ23歳は、目標達成のためにはリードオフマンが望ましいと考えている。

 自身初の全試合出場を果たした今季は打率2割7分、22本塁打、62打点といずれもキャリアハイだった。ただ、1番で先発出場した試合では3本の先頭打者本塁打を含む8本塁打をマークしたが、打率2割3分7厘と決して満足できる数字ではなかった。

 レギュラー定着3年目を迎える来季を「勝負の年」と位置付け「トリプルスリーに近い数字を残す」と息巻く。打率3割、30本塁打、30盗塁のクリアで本塁打を最も高いハードルと感じている。そのため、今オフに肉体を強化して今季85キロだった体重を88キロまで増やす。

 上林が公言する2000安打とトリプルスリーをともにクリアしたのは、プロ野球史でも秋山幸二、野村謙二郎、金本知憲、松井稼頭央の4氏しかいない。「来年が本当の勝負の年。一気に成績を上げたい」。壮大な目標に向け、飛躍を期す。 (鎌田真一郎)

=2018/12/06付 西日本スポーツ=

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