B1福岡、新アリーナ初陣で完敗 今季最多102失点 ボブ・ナッシュHC憤り「残念だ」

西日本スポーツ

 バスケットボール男子、Bリーグ1部(B1)のライジングゼファー福岡が12日、1日にオープンした照葉積水ハウスアリーナ(福岡市総合体育館)で初の公式戦を行い、81-102で名古屋Dに敗れた。第2クオーターに最大14点のビハインドをはね返す粘りを見せたが、新アリーナに駆けつけた観客の前で今季最多失点を喫した。福岡は4勝18敗で西地区6チーム中で最下位。15、16日は同体育館で5位の滋賀と戦う。

 時間が経過するにつれ、新アリーナに充満していた期待感がため息に変わった。国内最高峰のカテゴリーで戦うのに、申し分ない会場での初の公式戦で21点差、今季最多失点での完敗。立ち上がりから動きが鈍く、ボブ・ナッシュヘッドコーチ(HC)は「選手たちがあまり集中していなかった。残念だ」と憤りを隠せなかった。

 従来の体育館よりアリーナは約2倍広くなり、収容人数は約2000人増の5000人超。天井には映像を映すスクリーンも備え付けられ、臨場感は格段に増した。慣れない環境の変化に、選手には戸惑いもあった。山下泰弘主将は「新しい体育館でプレーすることはなかなかないので、10日の練習からふわふわしていた」と振り返る。警戒していた相手の3点シュートを15本も決められ、102失点を喫した。

 問題はプレーだけではない。前日11日には会場の設営が遅れ、選手は試合用コートで練習ができなかった。さらに新アリーナ初戦の入場者数は3021人。10月に福岡市民体育館で行われた開幕戦の3263人より少なく、会場が広くなった分だけ空席が目立った。クラブによると15、16日の滋賀戦は前売りチケットが各500枚強しか売れておらず、集客面でも厳しい状況にある。

 最高の舞台が整い、フロントもチームも言い訳はできない。新アリーナでは年内に4試合の公式戦が組まれている。山下主将は「すべて勝つぐらいの気持ちでいきたい。チームワークももっと向上させないといけない」と巻き返しを誓った。福岡の本気度が問われている。 (末継智章)

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 ソフトバンクとのコラボマッチ 西田が新垣氏とFスロー対決

 12日の名古屋D戦は、同じ福岡を本拠地とするプロ野球の福岡ソフトバンクとのコラボマッチとして開催された。ゲストの西田哲朗内野手(27)はハーフタイムに背番号13の津山のユニホーム姿で、関連イベントの野球教室で講師を務めた福岡ソフトバンクOBの新垣渚氏(38)とフリースロー対決。9本中3本を決めて3-1で勝利した西田は「野球なら(成功率の)3割3分3厘はいい数字ですね。(B1は)初めて見たが、本当に面白いし演出もすごい。一緒に福岡を盛り上げていけたら」と話した。

=2018/12/13付 西日本スポーツ=

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