鈴木が大会V2 山陽・スピード王

西日本スポーツ

 山陽オートの第53回G1スピード王決定戦は最終日の16日、最終12Rで優勝戦(1着賞金300万円)があり、鈴木圭一郎(24)=浜松=が、雨中決戦を制して大会連覇。G1Vは今年初で、通算では6度目のG1Vを挙げた。この勝利で今年積み上げた1着数を“86”に伸ばし、青山周平が持つ年間最多勝利記録に並んだ。2着は岩崎亮一(42)=山陽=が入り、2連単は1番人気の決着。3着は別府敬剛(45)=飯塚=が入った。5日間の総売上額10億1032万円(目標額10億7000万円)だった。

 ■ヒーロー

 いつの間にか先頭にまで躍り出た。鈴木圭一郎はSで好位を確保できず後方から追う展開。序盤は意外にももたついた。しかし中盤からの攻めが出色だった。「序盤でもたもたしたので気合を入れ直した」。すると5周回目には5番手だった番手を一気に回復し、6周回に入る時には先頭まで届く快走劇。まさに“圭一郎マジック”だった。

 3節前の川口SG日本選手権で優出漏れ。しかも最終日は落妨まで。築き上げた自信は喪失しかけた。それでも整備の手は緩めずマシンに向かうと、前節の飯塚G1開設記念で準優勝。これで「自信はだいぶ取り戻した」。そして整備日のフレーム交換で、十分に戦える手応えを得た。タイヤの滑りには泣いたシリーズだったが、それを補う機力で完全Vにつなげた。

 ただその偉業にも「たまたまかもしれない。スーパースター(SS)でまた選手権のようになるかも…。やれることはやりたい」。SSの前には、21日から始まる地元の浜松開催がある。「そこで試したいことがある。クランクは新品に換える予定」。オート総決算の舞台で表彰台に立つため、さらなる高みを目指して再びマシンと向き合う。 (三島)

 【山陽・戦い終わって】

 岩崎亮一(2着)ハネて乗りづらかったけど、その割には走れた。

 別府敬剛(3着)合わせ切れなかった。Fもしたし、必死でくらいついた。

 阿部仁志(4着)直線は良かった。最後2周はバテた。でも上出来。

 佐々木啓(5着)もう少し中を走れるような調整にすれば良かったかな。

 松尾啓史(6着)開けづらいし突っ込みづらい。晴れのまま行けば良かった。

 鈴木宏和(7着)試走から滑っていた。雨は調整を変えないと駄目。

 丸山智史(8着)雨は乗れない。試走も本走も滑っていて、あれがいっぱい。

=2018/12/17付 西日本スポーツ=

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