ソフトB嘉弥真、「目からうろこ」アリゾナ自主トレでパワーアップ 師匠・森福の記録に照準

西日本スポーツ

 師の記録に照準! 福岡ソフトバンクの嘉弥真新也投手(29)が20日、3年連続の50試合以上登板&防御率2点台以内を来季の目標に掲げた。ホークスの左投手でこの記録を達成したのは2011~13年の森福允彦投手(32)=現巨人=のみ。さらなるパワーアップを目指し、年明けは今年11月にオーバーホールで訪れた米アリゾナ州で初の自主トレを行うことも明かした。

 同じ左打者キラーとして尊敬してやまない先輩の記録に照準を定めた。「森福さんに並びたいし、いつか追い越したい」。この日、ヤフオクドームでトレーニングに励んだ嘉弥真はにやりと笑った。

 憧れの存在だった。「僕が入団した時から左のスペシャリスト。ああいうふうにチームに貢献できるサウスポーになりたいと思った」。森福の2011~13年の登板数は60→65→57、防御率は1・13→1・39→2・58と出色の数字。3年連続の50試合以上登板かつ防御率2点台以内は球団の左投手では最長記録だ。

 13、14年のオフに自主トレをともにした師匠の存在がプロ生活に大きく影響した。入団から5年間で結果を残せなかった嘉弥真は16年オフ、生き残りを懸け横手投げへの転向を決断。森福の映像を参考にフォームを磨いた。まもなくして森福の巨人移籍が決定。翌17年、その穴埋めを期待された嘉弥真は58試合に登板し防御率2・76と十分な活躍を見せた。

 今年11月にオーバーホールで訪れた米アリゾナ州の施設で大きな収穫があった。自己最多の67試合に登板した体を癒やしただけでなく、現地のスタッフから数多くのトレーニング法を学んだ。「ほとんど無知だったので、目からうろこでした」。特に下半身と肩周りの強化法は、球速アップを狙う嘉弥真にとってうってつけだった。

 1週間ほどの滞在では物足りず、自主トレの地もこれまでの地元沖縄・石垣島からオーバーホール先のアリゾナ州にある同じ施設で行うことも決めた。サファテ、岩崎の復帰が見込まれる来季の救援陣の争いには「相手どうこうじゃなく、自分の投球をしっかりできれば大丈夫」と自信を見せる29歳。アメリカの地で鍛え直し、激戦を勝ち抜く。 (長浜幸治)

=2018/12/21付 西日本スポーツ=

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