ソフトB森1億5000万円アップの2億8000万円+出来高 「最高の評価想像以上」

西日本スポーツ

 福岡ソフトバンクの森唯斗投手(26)が22日、ヤフオクドーム内で契約交渉に臨み、今オフ球団トップ昇給となる1億5000万円増の年俸2億8000万円プラス出来高でサインした。入団から5年連続50試合登板を果たし、サファテ離脱後に務めた抑えで37セーブを挙げ、最多セーブを獲得したことを最大限評価された。球団日本人投手トップに躍り出る本人も驚きの大幅昇給で、ブルペンリーダーとしての期待を託された。 (金額は推定)

 日本一の瞬間をマウンドで迎えた守護神に、少し早い“クリスマスプレゼント”が届いた。今オフ球団最大の1億5000万円アップとなった森は満面の笑み。年俸2億8000万円+出来高でサインし、5年目にして球団日本人投手最高年俸に躍り出た。

 「最高の評価です。想像以上だった。球団から『ブルペンのリーダーとしてやってくれ』と言われたのはうれしかった」。本人の想像をも超えた大幅アップを手にした鉄腕には、球団の「看板選手」として大きな期待を寄せられた。

 チームのために右腕を振り続けてきた。今季は開幕直後に昨季のセットアッパー岩崎と守護神サファテが故障離脱。クローザーとして白羽の矢が立った。前半こそ対応に苦しむ場面もあったが、9月にはプロ野球記録となるチーム7試合連続セーブを挙げるなど、37セーブで自身初タイトルの最多セーブに輝いた。

 登板数は自己最多の66試合。新人から5年連続での50試合登板は球団史上初の快挙だった。今季限りで中日を引退した岩瀬は、新人から15年連続で50試合以上を投げたが、5年目までの登板試合数は294。森はそれを上回る299と、鉄腕ぶりを発揮している。

 「6年、7年と続けていきたい。信頼してもらえれば、50試合、60試合、70試合でも投げられる」。来季で6年連続の50試合登板となれば、1998~2003年の吉田修司に並ぶ球団記録になる。

 ホークスにドラフトで入団した投手で2億円を突破したのは、2012年オフの摂津以来。同年に沢村賞を獲得したかつてのエースと同じ、5年目での到達となった。今オフはその摂津や、五十嵐が退団し、和田が3億円ダウンの年俸1億円で契約を更改。今後も今季トップクラスの評価を受けた森の年俸を上回る投手はいないとみられる。

 代理人の村瀬貴文弁護士によると、出来高の項目は抑えでも、中継ぎでも達成可能な内容になっているという。それでも、手にした立ち位置をみすみす手放すつもりはない。「1年間、本当に楽しかった。またやりたいな」。来季復帰見込みのサファテとの守護神争いに、名乗りを上げた。 (鎌田真一郎)

 ◆ホークスの大幅アップ 大幅アップで注目されてきたのが柳田だ。初めてトリプルスリーを記録して、MVP、首位打者、最高出塁率のタイトルを獲得した2015年オフには、1億8000万円増の2億7000万円。やはり最高出塁率に輝いた17年オフには3年契約を結んで、2億3500万円増の年俸5億円でサインした。

 また13年オフには自己最高の19本塁打、92打点(打点は16年に更新)をマークした内川が、4年契約を結んで1億円増の2億7000万円で更改。15年オフには31ホールドを記録した五十嵐が、同年までの3年契約から新たに2年契約を結び直し、2億円増の3億5000万円でサインした。

=2018/12/23付 西日本スポーツ=

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