ソフトB岩崎、サファテと共闘「技術、精神の話聞きたい」 米アリゾナで自主トレへ

西日本スポーツ

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筑後で今年最後の練習を終えた岩崎

 福岡ソフトバンクの岩崎翔投手(29)が23日、来年1月にチームメートの嘉弥真、サファテと米アリゾナ州で自主トレを行う計画を明かした。今季2登板に終わった右腕は来季、セットアッパーの座を取り返すことを目標に掲げる。アリゾナでは10月に手術した右肘のリハビリを優先しながら、温暖な気候の下、キャッチボールなどで調整を進めていく。

 右肘の感触を確かめるように15メートルの距離を一球一球丁寧に投じた。23日に筑後で今年最後の練習を終えた岩崎は「痛みはない」とホッとした様子を見せた。4月に右肘を手術した際は、早く復帰しなければという思いで5月にキャッチボールを再開。今回は術後2カ月を空けた。「2月1日(のキャンプイン)には別に投げられなくてもいいぐらいの気持ちで。開幕(3月29日)にしっかり間に合わせたい」と焦りを封じ込めている。

 自主トレ先はサファテやメジャーリーガーらがリハビリやトレーニングを行う施設で、11月には嘉弥真、加治屋、石川がオーバーホールに訪れた。岩崎にアリゾナでの自主トレを勧めたのは現役時代に同施設を利用していた工藤監督だった。「暖かいというのは助かるし、リハビリのトレーニング施設なども充実していると聞いた」。復活を誰より期待する指揮官の思いに応えるべく、約2週間の滞在を実りあるものにする構えだ。

 自身と同じく今季序盤で離脱したサファテとの再会も楽しみにしている。「うちのリリーフで一番いい投手。普段はなかなかゆっくりと会話する機会もないので、技術、精神両面での話を聞きたい」と来月9日の出発を待ちきれない様子。来季は激しい救援陣争いが待ち受ける。「僕もサファテも去年任されたポジションでやれたらうれしい。層が厚くなるのはいいことだけど、そこは勝負なんで」。苦しんだ者同士、復活を誓い合う。 (長浜幸治)

=2018/12/24付 西日本スポーツ=