精華女子が3回戦へ 日本代表の三浦がチーム最多の25得点/全国高校バスケ

西日本スポーツ

第1クオーターにシュートを決める精華女子・三浦舞華 拡大

第1クオーターにシュートを決める精華女子・三浦舞華

第3クオーターにシュートを決める別府溝部学園・フセイン

 バスケットボールの全国高校選手権大会(ウインターカップ)は第2日の24日、東京都調布市の武蔵野の森総合スポーツプラザで男子の1回戦残り試合と女子の2回戦を行った。女子は3度目の出場で初の8強入りを狙う精華女子(福岡)がU-17(17歳以下)日本代表の三浦舞華(2年)の活躍もあり、奈良文化に62-57で勝ち、長崎女子も昌平(埼玉)に競り勝った。熊本国府は今夏の全国高校総体を制した桜花学園(愛知)の前に涙をのんだ。西原(沖縄)も敗退した。

 男子は創部4年目で初出場の別府溝部学園(大分)が市川(山梨)に80-77で勝利。九州学院(熊本)も勝った。豊見城(沖縄)は敗れた。

 その名のごとく華麗に舞った。精華女子の三浦がチーム最多の25得点。前半を21-27で折り返しながらも、第3クオーター(Q)だけで5本の3点シュートを決め、流れを引き寄せた。「いいシュートスペースが生まれて、スリーポイントを決めることができた」。はにかむように笑った。

 序盤から奈良文化のゾーンディフェンスに手を焼き、途中で腰も痛めた。そんなピンチを救ったのが同じ2年生のポイントガード、樋口鈴乃だ。「(三浦を)フリーでプレーさせるために」。片一方のサイドに人数を多く集めることで、相手の執拗(しつよう)なマークを分散させた。三浦が13度試みた3点シュートは計7本成功。ポイントゲッターの活躍に大上晴司監督も「やりきってくれた」と目を細めた。

 2回戦から登場の今大会。これで2009年度、17年度大会に続いて初戦を突破した。きょう25日の3回戦で当たる八雲学園(東京)は前回4強で、U-18(18歳以下)日本代表の奥山理々嘉(3年)を擁する強豪だ。「腰は大丈夫なので、思い切ってぶつかっていくだけ」。浮沈の鍵を握る三浦がコートで躍動すれば、精華女子にとって最高のクリスマスになる。 (西口憲一)

■熊本国府 V候補の壁敗れず

 女子の熊本国府は、世代別代表をそろえる桜花学園の壁を破れなかった。ナイジェリア出身の185センチセンターにゴール下を制圧され、反撃を試みようにも長いリーチを生かしたディフェンスにシュートを何度も阻まれた。ダブルスコア以上の大差をつけられ、添田主将も「向こうは体も強く、うまかった」と脱帽。吉村監督は「勉強になった。選手たちが感じたはずのレベルの高さを、今後のチームづくりに生かしたい」と振り返った。

■別府溝部学園 堂々の全国デビュー

 男子の別府溝部学園が堂々の全国デビューを飾った。2015年創部で総体も含めて初めての全国大会。3点差の辛勝に「もっと楽に勝ちたかったが、私の経験のなさが出た」と福岡第一高出身の33歳、就任2年目の末宗監督は安堵(あんど)の笑みを浮かべた。ウガンダ出身留学生の1年生センター、フセインは205センチの長身を生かしたプレーで39得点と大暴れ。周囲の祝福に「アリガトウゴザイマス!」と覚えたての日本語で感謝の思いを表した。

=2018/12/25付 西日本スポーツ=

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