ソフトB今宮「この球団で終わってもいい」まさかのアップ提示!超破格4年減俸なし4000万円増

西日本スポーツ

■2億6000万円+出来高

 福岡ソフトバンクの今宮健太内野手(27)が26日、球団事務所で契約交渉に臨み、球団史上最年少の複数年契約となる4年契約を結び、4000万円増の2億6000万円プラス出来高でサインした。今季は右肘負傷などでレギュラー定着後最少の出場99試合にとどまったが、来季中にも国内フリーエージェント(FA)権を取得することを見据えた形。背番号「6」に変更する10年目。自身も驚く破格の契約に応える。 (金額は推定)

■今季2度離脱

 記者会見に臨んだ今宮の表情には、戸惑いすら浮かんでいた。「びっくりしました。ありえないですよね、普通は。最悪ダウンスタートだと思っていたので。単純な4年(契約)ではない。もう1ランク上のものなので」。4000万円増の2億6000万円。出来高で獲得した金額が翌年の年俸に組み込まれる“減俸なし”の超破格契約は、今オフに中村晃が結んだものと同様だ。

 9年目の今季は6月に右肘、9月に左太ももを痛めて離脱した。打率2割6分6厘、11本塁打、45打点ながら出場99試合はレギュラー定着後では最少。チームは2年連続日本一でも、レギュラーシーズンは西武に屈して2位に終わった。

 「振り返りたくない1年」と評する今季を終えた後、まさかのアップ提示。それだけに「期待されていると感じた。この4年の中でしっかり恩返しをしないと」と感謝する。順調なら来年に国内FA権、2020年に海外FA権を取得するが「自分は大分に生まれ、家族も(ソフトバンクの前身の)ダイエーファンだった。他でやることは思えなかったし、この球団で終わってもいい、という気持ちはある」と“生涯ホークス”も口にした。

 28歳のシーズンを前にした複数年契約は球団史上最年少。三笠球団統括本部長は「ここ5年で4度の日本一の原動力でもある。(今回の契約は)ホークスに残ってくれるということを踏まえた。チームの中心となって、支えてくれる存在だと評価している」と、今後さらに高いリーダーシップを発揮することにも期待を寄せた。

 節目となる10年目の来季は、背番号を「2」から「6」に変更する。「6はずっと付けたかった番号でした。縁がある数字で、結婚記念日も5月下旬の予定だったのが6月6日になって、5月下旬が(出産)予定日だった下の子も6月6日に産まれた。覚悟を持って来季臨むために」と意気込む。ホークスの遊撃手として史上初の3割&20本塁打を目指す来季に向け「新たなスタートとして。このチームをもっと強くしたい、引っ張っていきたいと思う」と常勝軍団の中核を担う覚悟を示した。 (山田孝人)

=2018/12/27付 西日本スポーツ=

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