ソフトB内川、不振の原因わかった 安打製造機を再起動! 初めて映像見直し

西日本スポーツ

 今季通算2000安打を達成した内川聖一内野手(36)が27日、安打製造機として“再起動”することを誓った。ヤフオクドーム内で契約交渉をし、2年契約の最終年は現状維持の年俸4億円+出来高払いでサイン。ここ2年は故障にも泣かされたが、今オフは初めて過去の打撃映像を見返した。来季は右打者史上最高の打率3割7分8厘をマークした2008年のように、泥くさくHランプをともしていく。(金額は推定)

 契約更改の会見に臨んだ内川は反省の言葉を紡いでいった。今季は通算2000安打を達成したが、4月に死球を右膝に受けた影響などで11年のホークス移籍以降最少の71試合の出場にとどまり、打率は2割4分2厘。73試合の出場だった2017年に続き、納得という2文字とはほど遠い成績で終わった。

 「数字は物足りないし、厳しい。試合に出ないとマイナスしかない。よくないものが2年続いたし、もう一回がんばらないと」

 昨オフに2年の複数年契約を結び、年俸は現状維持の4億円。だが、結果が求められる契約最終年の来季に向け、主将は早くも自身のメンテナンスを始めていた。

 「去年までは、ひと冬あれば感覚は戻るだろうと、ちょっと自分をなめていた。もう一回、見つめ直して、新しい形でバッティングしたい」

 そのために「初めてじゃないかな」という試みもした。過去の自らの打撃映像を収集して前後や横から撮影したフォームを見直し、不振に陥った原因を探った。

 この結果、理想的なのは「一番楽に打っていた」という右打者史上最高の打率3割7分8厘をマークした08年のフォームという結論に達した。来季はバットも当時のモデルを採用する予定だが、10年前とは体も変わっており、単純に戻すわけではない。「(08年の形を)求める中で新しい感覚が出てくればと思う」

 15年から4番を任せられる中で、思い描く4番像を追いかけてきた。その中で、少しずつ歯車が狂っていたのも事実だ。「打順とか、役割とかによって、打席に付加価値を付けすぎようとし過ぎた。4番だから、もっとこう打ちたいとか、(欲を)出し過ぎた」。打球の質や、飛距離を求めてきたこと自体を否定することはなかったが、結果が出ない中で、思考を改める必要が出てきたという。

 今月、ハワイで一人、体を動かし自問自答した中で、自身の打撃スタイルを再確認した。「どうやってHランプをつけられるか。距離が出なくても、ヒットはヒットというのが僕らしい」。安打を重ねることだけを考えていた08年のように、結果だけを求めていく。 (鎌田真一郎)

=2018/12/28付 西日本スポーツ=

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