大分・APU野球部学生がスリランカで子どもたち指導へ 元ソフトB柴原氏も同行

西日本スポーツ

■来年2月に現地へ

 89カ国・地域の留学生約3000人が在学する大分県別府市の立命館アジア太平洋大(APU)の硬式野球部員16人が、スリランカの子どもたちとの野球を通じた国際交流を目的に来年2月に現地へ向かう。交流は2015年から始まり、4回目。今回は活動に賛同したプロ野球、元福岡ソフトバンクホークスの外野手で現在九州共立大特別客員講師の柴原洋さん(44)=西日本スポーツ評論家=も同行し、現地で指導に当たる。

 野球交流はAPU野球部に所属していたスリランカ人の学生の呼び掛けで始まり、15、17年には現地に野球道具を届けた。昨夏は大分県でスリランカの高校生との親善試合を開催するなど「白球の縁」を深めている。一方で人口約2100万人のスリランカの野球競技人口は約5000人。指導者が少なく、野球道具も十分にそろっていないという。

 今回は2月中旬から約1週間滞在し、小学生から大学生を対象にした野球教室のほか、グラウンド整備や道具の手入れ方法などもアドバイスする予定。現役引退後は高校生から少年野球まで幅広い指導に尽力している柴原さんは、APU野球部員からの依頼に「まずは現地に足を運ぶこと。何ごとも一歩目を踏み出すことが大事」と快諾。「万国共通のスポーツでもある野球の素晴らしさ、楽しさを伝えることで私自身も原点に戻ることができるはずだ」と訪問を楽しみにしている。

 柴原さんは現役時代に使用していたボールなど約120個も寄付。今回の活動を企画したAPU野球部の代表、柴垣聡太朗さん(20)は「子どもたちの笑顔が見たい。大好きな野球に打ち込める環境に近づけたい」と抱負を語った。 (広田亜貴子)

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■野球道具の提供呼び掛け

 APUの硬式野球部員が、現地に届ける野球道具の提供を呼び掛けている。来年1月4日に福岡県内3カ所で受け付ける。

 募集するのは使用済みのボールやグラブ、バットのほか、ユニホームやグラブを磨くオイルなど。硬式、軟式は問わず、ソフトボール用も受け付ける。

 受付場所は、RKB放送会館(福岡市早良区)▽道の駅くるめ(久留米市)▽福津市行政・観光情報ステーション「ふっくる」(JR福間駅2階)。いずれも午前10時~午後4時まで。RKBでは1月10日まで受け付ける。

=2018/12/31付 西日本スポーツ=

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