ソフトB柳田「1面王」 平成最後の“タイトル”獲得

西日本スポーツ

 2年連続の「1面王」も任せろ! 福岡ソフトバンクの柳田悠岐外野手(30)が、2019年の「1面ジャック」にも意欲を見せた。今年の西日本スポーツの1面を飾った回数は選手ではトップの44度。サイクル安打、自身初のシーズン100打点、通算150本塁打、日本シリーズのサヨナラ弾、日米野球の活躍などで年間を通じて主役を張った。「勝敗の責任は主力が背負う」と頼もしい選手会長は、来季も3年連続日本一を狙うチームの「顔」になる。

 紛れもなく、2018年の主役は柳田だった。「え? そうなんですか」と驚いた主砲の西スポ1面への登場回数は44度。2位の千賀(27度)を引き離し、晴れの「1面王」に輝いた。紙面で躍動する背番号9の姿を振り返ると、激動のシーズンがよみがえる。

 平昌冬季五輪中の2月10日付の見出しは「金」のメダル。宮崎春季キャンプで投手相手の“チーム1号”を放った。レギュラーシーズンは開幕11試合目の「1号」(4月13日付)。鹿児島でのロッテ戦では「めっちゃ興奮した」逆転サヨナラ弾(同16日付)だ。

 その勢いのまま、4月は日本ハム戦でプロ野球史上65人目の「サイクル」安打を達成(同22日付)。終盤は35号本塁打で「初の100打点」(10月3日付)、「150号」(同6日付)の区切りの一発に到達した。日本シリーズ第5戦ではバットを折りながらのサヨナラ弾「あと1頂弾」(11月2日付)を放った。

 春季キャンプ前に侍ジャパンの「9はいらない」(1月29日付)と宣言していた大砲は、11月の日米野球では「22」で大暴れ。第1戦の代表初本塁打が逆転サヨナラ弾となり「メジャー驚弾」(同10日付)の見出しが躍ると、第2戦は初の4番で「GITA連発」(同11日付)。オフも「ベストナイン満票」(同27日付)、「5・7億円」(12月22日付)での契約更改まで大いに盛り上げた。

 「ギータ欠場ショック」(9月17日付)も忘れてはならない。試合前練習で頭部に打球を受けて、病院に緊急搬送。欠場も大きく扱われるのは看板選手の宿命ながら「活躍して載るのが一番」と語る。実はプロ2年目で初スタメンだった試合は3打数無安打2三振で「若手は必死こいてやれ」(11年6月26日付)の見出しで写真が大きく扱われた。その紙面を見た先輩が憤慨したという。

 「『何でこんな若いやつに負けを背負わせるんや』って。主力は責任を背負うのが大事なんだなって。今は勝ち負けの責任を取るというのはあります」。今や4番に定着し、チームを引っ張る立場。19年も持ち前のフルスイングとおとこ気で紙面をにぎわせてくれそうだ。 (鎌田真一郎)

=2018/12/31付 西日本スポーツ=

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