西武ドラ4粟津、母校の広告塔になる! 出身高校・大学では初のプロ野球選手

西日本スポーツ

 西武のドラフト4位右腕、粟津凱士(あわつ・かいと)投手(21)が20日、無名の母校の広告塔になることを誓った。山形・山本学園高、福島・東日本国際大からのプロ入りはともに初。「初めての選手が活躍したら後輩たちの目標にもなる」と力を込めた。

 山形県出身の粟津は、平たんでない道のりを歩んだ。山本学園高には野手として野球部の門をたたき、2年から投手。3年夏は山形大会2回戦で敗れ、肘のけがもしていた。「大学で野球をするつもりはなかった。なるべく稼げる職業に就職を希望していた」

 だが東日本国際大に進むはずだったチームメートのエースが突然野球をやめた。一つ空いた推薦枠に粟津が滑り込んだ。「自分には実力も結果もない」。不屈のサイドスローは西武の潮崎前2軍監督の映像を参考にシンカーを磨いた。昨年の全日本大学選手権で完封を飾るなど8強入りに貢献。スカウトの目に留まった。

 「大学では全国大会に出ても『地方の大学だし、眼中にない』と思われていた。プロに入れて自分も周りもうれしいし、地方から活躍したい」。無名校の反骨心が成長にもつながった。「なるべく多く稼げるスーパースターになりたい」と“初心”はぶれていない。

 新人合同自主トレではブルペン一番乗り。春季キャンプのA班(1軍)スタートも決まった。「高校や大学で有名でも(プロの)スタートは一緒。自信のあるシンカーなど長所をアピールしていきたい」。プロの世界で粟津の名を母校に届ける。 (小畑大悟)

=2019/01/21付 西日本スポーツ=

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