明豊09年今宮出場時以来のセンバツ 聖地最高は8強

西日本スポーツ

選抜大会出場を決め、ジャンプして喜ぶ明豊ナイン 拡大

選抜大会出場を決め、ジャンプして喜ぶ明豊ナイン

明豊の1年生エース若杉

 10年ぶりの吉報は、眼前の鶴見岳から吹き下ろす寒風の中の練習時に届いた。明豊の「レジェンド」といえる今宮(福岡ソフトバンク)がけん引した2009年以来の選抜切符。ナインは偉大な先輩超えを誓った。

 「知らせを待つ10分、20分を無駄にできない」。川崎絢平監督は選出の連絡を待たず、学校から離れた専用グラウンドでの普段通りの練習を選択した。出るだけでは満足しない。聖地で勝ち抜く高みを見据えるからだ。

 昨夏の大分大会準決勝で敗れて甲子園を逃した悔しさを胸に、その2時間後に練習をスタートした現チーム。ずばぬけた選手はいない。1年生主体の総合力で勝負する全員野球で昨秋の九州大会は2季連続準優勝。チームが掲げる「凡事徹底」は浸透している。

 10年前は菊池(マリナーズ)を擁する花巻東(岩手)に2回戦で敗れた。夏を含めた甲子園最高成績は8強。「今宮さんを超える全国制覇が目標」と表悠斗主将(2年)は意気込み、今宮を尊敬する1年生左腕の若杉晟汰も「生命線の内角球を磨く」と誓った。新たな歴史を切り開く。 (大窪正一)

 ◆明豊高校 1999年開学の男女共学の私立校。普通科、看護科と通信制普通科。春の甲子園出場は今回で3度目。夏の甲子園は出場6度で8強が最高。OBに今宮健太(福岡ソフトバンク)ら。福岡ソフトバンクや米大リーグなどで活躍した城島健司氏は前身の別府大付高のOB。生徒数は490人(女子239人)。大分県別府市野口原3088。岩武茂代校長。

=2019/01/26付 西日本スポーツ=