ソフトB柳田に仰天ラブコール「アメフット転向でも半年で日本代表」
九州・沖縄のスポーツ界で顕著な業績を残した個人や団体をたたえる第64回西日本スポーツ賞(共催・テレビ西日本、協賛・富士通、西日本新聞ビルディング)の贈呈式が27日、福岡市・天神のエルガーラホールであり、2団体、2個人に表彰状などが贈られた。
アマチュア関係で、アメリカンフットボールの社会人Xリーグ1部(X1)に九州勢で初めて昇格したオーパーツ福岡SUNS(サンズ、福岡市)が受賞。富士通賞が贈られた。プロフェッショナル関係では昨年のプロ野球パ・リーグで首位打者と最高出塁率を獲得し、福岡ソフトバンクホークスの2年連続日本一に貢献した柳田悠岐外野手(30)が表彰され、テレビ西日本賞が贈られた。
誕生2年目でX1昇格を決めたオーパーツ福岡SUNSの吉野至代表は、贈呈式で同席した福岡ソフトバンクの柳田をほれぼれと見つめていた。「アスリートとしての体つきが素晴らしい。アメフットに転向したら半年で日本代表になれますよ」と絶賛した。
X1に参入する今季、SUNSには元力士の選手が新加入する。「スポーツの世界では若いうちに戦力外になる選手も多い。セカンドキャリアとしてアメフットに挑戦してくれたら」と吉野代表は野球やサッカーなど異種目からの転向を歓迎する。アメフットは100以上のポジションがあり専門性が高い。「蹴るだけ、走るだけでも十分。セカンドキャリアとして始めても全く遅くはない」と吉野代表は太鼓判を押した。
ラグビートップリーグの山田章仁(パナソニック)は2012年にラグビーとアメフットの二刀流に挑戦。本場の米国ではメジャーリーグとNFLでプレーする例も珍しくはない。Xリーグでは異種目からの転向は珍しいが「他種目からの選手の獲得をほかのチームに先駆けてやりたい。新しい試みをしていかなければ」と後発チームならではの柔軟性で強化を図る。
今季の戦いへの期待も含まれた受賞に「まさか2年で賞をもらえるとは思っていなかった。九州のアメフット文化を創造していかなければならない」と吉野代表は責任も感じている。キッズチームの創部やチアリーダー結成の計画もあり「X1チームでなければできないこともたくさんある」。名前の通り九州のアメフットの道を照らす光になる。 (前田泰子)
=2019/01/28付 西日本スポーツ=




























