ソフトB柳田3番熱望 ノルマ45発、600打席あれば「ワンチャンある」

西日本スポーツ

■西日本スポーツ賞贈呈式 トークショーに出席

 3番で三冠王!? 福岡ソフトバンクの柳田悠岐外野手(30)が27日、福岡市・天神のエルガーラホールで行われた第64回西日本スポーツ賞の贈呈式に出席。今季45本塁打を目標に掲げる大砲は打順3番を熱望した。ノルマ達成には600打席が必要と力説。3番に固定され605打席だった2015年はトリプルスリーを達成している。進化を遂げた今、45本塁打をクリアすれば新元号初の三冠王も夢物語ではなくなりそうだ。

■600打席超は2度

 柳田は目標達成へのシミュレーションをしっかり行っていた。昨年末に背番号9の「前任者」である小久保裕紀氏と約束を交わしている。それは小久保氏の現役時代を上回るシーズン45本塁打。「けがせず600打席立てれば、ワンチャン(チャンス)ある。今の自分の技術ならいける」。600人が耳を傾けた西日本スポーツ賞贈呈式後のトークショーで、イメージを披露した。

 大きく影響するのが打順だ。「何番を打ちたいかと言えば、3番。自分で決められることではないけど、自分の理想の打順は3番」。昨季ポストシーズンでは全試合で4番に座り、11月の日米野球では侍ジャパンでも4番を任された。それでも、偽らざる本音は3番だ。

 シーズンの打席数が600を超えたのは、初めて規定打席に達した2014年(615打席)と、史上10人目のトリプルスリー(打率3割6分3厘、34本塁打、32盗塁)を達成した15年(605打席)の2度。「そのときは今より、確実にしょぼい。今の方がバッティングはいい」

 36本塁打、102打点がいずれもシーズンキャリアハイだった昨季は、3番で60試合、4番で68試合に出場した。打席は550打席。あと50打席あれば、その数字がさらに跳ね上がったことは想像に難くない。

 3番を望む理由には、試合に入っていくルーティンにもある。3番であれば、1回の攻撃で必ず打席に入る。得点圏で回る可能性もあり「集中力が高めやすい」と説明。4番だと初回に打席が回らないこともあるために、3番の方が居心地の良さを感じるという。

 「本塁打が多いときは、打率もいい。去年も15年もそうだった」。一般的には本塁打数と打率は比例するものではないが、柳田には当てはまらない。45本塁打をクリアすれば「打率3割はいってるでしょ」と想像する。04年の松中信彦氏は打率3割5分8厘、44本塁打、120打点で、平成唯一の三冠王になった。小久保氏との約束を果たせば、この指標に近づくことは確か。新元号初の栄光も、現実味を帯びてくる。 (鎌田真一郎)

=2019/01/28付 西日本スポーツ=

PR

福岡ソフトバンクホークス アクセスランキング

PR

注目のテーマ