J1鳥栖GK大久保、権田の穴埋める 「新しい刺激求めて」F東京から移籍

西日本スポーツ

正GKを狙い、沖縄キャンプで練習に励む大久保 拡大

正GKを狙い、沖縄キャンプで練習に励む大久保

ゲーム練習で声を張って味方に指示を出す大久保(左)

 J1サガン鳥栖にFC東京から新加入したGK大久保択生(29)が、自身初のフル出場を目標に掲げた。鳥栖は昨季のリーグ戦で全34試合に出場した日本代表GKの権田修一(29)がポルトガル1部リーグのポルティモネンセに移籍することが発表されたばかり。絶対守護神の穴を埋めるべく、大久保は沖縄キャンプ終盤に入った1日も猛アピールを繰り返した。

 覚悟を決めた大久保の目に迷いはなかった。「新しい環境でチャレンジしたかった。新しい刺激を求めてきた」。FC東京残留や他クラブの選択肢もある中で決めた鳥栖への移籍。貪欲に出場と勝利を求めて新天地の土を踏んだ。

 2014~16年はJ2長崎でレギュラーに定着し、計96試合に出場。17年から2シーズン在籍したFC東京では、鳥栖から移籍した林から正GKの座を奪取できず、J1出場は計10試合にとどまった。「東京に移籍する時はずっと活躍するというのが目標だった。それができれば今年も東京にいたと思うが、そうじゃなかった事実もある」

 “再出発”を決めた大久保が目標に掲げるのは正GKとしてのフル出場だ。昨年の鳥栖は権田が交代なしで全34試合に出場。ハードルは高いものの、空席となった守護神の座を奪うべく「J1で1年(を通じ)フルで主力メンバーとして出たことがない。まずはそこが目標」と意気込む。

 沖縄キャンプもスタートから約2週間が経過。1日はレギュラーを狙う高丘、韓国から新加入した金〓浩とゴール前でキャッチの練習をするなどして汗を流した。「誰が(試合に)出るという確約はない」。そんな緊張感をリーグ戦で上位を狙うチームの底上げにつなげたい思いもある。「開幕に出ても出なくても全員にチャンスはあると思う。競争して、全員で高めたい」と強調した。

 昨季の鳥栖は権田の存在感が大きく、川崎に次ぎFC東京と並んでリーグで2番目に少ない34失点。一方で得点力不足に苦しみ最後まで残留争いにさらされた。開幕まで3週間。「ACL出場圏内やタイトルを意識しないといけない。上位争いに食い込んでいく」と力を込めた。 (広田亜貴子)

※〓は「王へん」に「民」

=2019/02/02付 西日本スポーツ=

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