J1鳥栖に新加入の原、五輪出場目指す!「まずはチーム上位浮上」

西日本スポーツ

J2東京Vとのトレーニングマッチで存在感を示した鳥栖の原(右) 拡大

J2東京Vとのトレーニングマッチで存在感を示した鳥栖の原(右)

沖縄キャンプで汗を流す原(中央)

 鳥栖から東京五輪へ! J1サガン鳥栖にJ2新潟から新加入した東京五輪世代のMF原輝綺(20)がプロ3年目の今季、鳥栖から2020東京五輪出場を目指すことを誓った。フル代表入りも狙う若手エースは守備に加えて攻撃でも鳥栖をけん引し、まずはレギュラーを奪う。

 東京五輪開幕まであと535日。原は1日も無駄にできない状況で鳥栖への移籍を選んだ。「移籍するならこのタイミングだった」。2年連続で受けた熱いオファーに心が揺れ、五輪出場を視野に入れながらJ1で挑戦することを決めた。

■登録はMF

 昨年8月のジャカルタ・アジア大会ではU-21(21歳以下)日本代表として出場。韓国との決勝はDFでフル出場し、延長の末1-2で敗れたものの世界レベルを体感できた。新潟ではサイドバックの出場が多かったが、ボランチでもプレーできる器用さが持ち味だ。

 鳥栖での登録はMFながら、沖縄キャンプ最終日の2日に行われたJ2東京Vとのトレーニングマッチでは、右サイドバックでスタメン出場。「最後に顔を出すのが自分の得意な部分」と言うようにサイドや中央から駆け上がると、前線でクロスを供給しながら何度もパスコースをつくり、チャンスの場面を演出した。

 コンビネーションサッカーを掲げるカレーラス監督の戦術の理解も深まり、「どんどん攻撃に変わってクロスまで持っていく、あるいはシュートというプレーを心掛けたい」と自身の役割を認識。今季は日本代表の森保監督から言われた「コンスタントにしっかり試合に絡んで出場機会を得ること」を念頭にレギュラー定着を目指す。

 東京五輪世代のFW田川が鳥栖からFC東京に移籍し、新加入した原にサポーターの期待も膨らむ。原は「鳥栖のサポーターの思いも背負って五輪を目指す。新潟のサポーターの思いも背負っている」と期待を受け止め、「まずはチーム上位浮上。その上で五輪に選ばれるようなプレーをしていきたい」。ポーカーフェースの裏に闘志を燃やす新星が鳥栖の新戦力となる。 (広田亜貴子)

◆原輝綺(はら・てるき)

 1998年7月30日生まれ。埼玉県出身。AZ’86東京青梅から市立船橋高(千葉県)に進み、高校3年で出場した2016年夏の全国総体で優勝。17年にアルビレックス新潟に入団し、J1の出場は18試合1得点。降格した18年はJ2で25試合に出場。U-19(19歳以下)から各年代の日本代表に選ばれ、U-21では準優勝したジャカルタ・アジア大会に出場した。180センチ、72キロ。

=2019/02/05付 西日本スポーツ=

PR

PR

注目のテーマ