ドームになってホームラン激減 球界衝撃…秋山が来た【平成5年のホークス】

西日本スポーツ

トレードで西武からダイエーに移籍、入団会見に臨んだ(左から)内山、秋山、渡辺智(平成5年11月) 拡大

トレードで西武からダイエーに移籍、入団会見に臨んだ(左から)内山、秋山、渡辺智(平成5年11月)

ダイエー選手の福岡ドーム1号となる逆転2ランを放った山本(平成5年4月)

 ソフトバンクが本拠地を福岡に移して30周年を迎えた。移転最初のシーズンは平成元年。弱小から常勝へと変貌した「平成のホークス」の歩みを振り返る。

 ◆1993(平成5)年=6位/45勝80敗5分け 勝率・360

 根本陸夫新監督の下、日本初の開閉式ドーム「福岡ドーム」を新本拠地としてスタートした。

 同球場で公式戦第1号の本塁打を放ったダイエーの選手は山本和範。新時代の到来に福岡移転5年目で地元に根付き始めていたファンも胸を高ぶらせたが、前年までの平和台より広くなったことでチーム本塁打数は92年139本→93年75本へと激減した。チーム防御率は92年4・60→93年4・22へと改善したとはいえ、それでもリーグ最下位。前年までの3シーズンで6→5→4と徐々に上げていた順位は再び落ち込み3年ぶりの最下位で終えた。

 オフには球界を仰天させる出来事で話題の中心となった。西武の秋山幸二、渡辺智男、内山智之とダイエー佐々木誠、村田勝喜、橋本武広の3対3、プロ野球史に残る「世紀のトレード」を断行。チームリーダー佐々木と若きエース村田を手放してでも、9年連続30本塁打以上を放つなど球界のスター選手として常勝西武を支えていた秋山らの獲得に踏みきり、最下位に沈んだチームの活性化を図った。

 さらに山崎賢一(横浜)、高野光(ヤクルト)らも獲得し、フリーエージェント(FA)移籍第1号の選手として松永浩美も阪神から加わった。

 大学、社会人の1、2位指名選手に限り入団希望球団の「逆指名」が初めて認められた秋のドラフト会議では、1位で渡辺秀一(神奈川大)、2位で小久保裕紀(青学大)を指名。即戦力として評価の高かった大学生コンビをそろって獲得することに成功した。

=2019/02/07 西日本スポーツ=

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