J2福岡、宮崎キャンプ打ち上げ 19日間“攻撃的” 石津、ペッキア流体現

西日本スポーツ

横浜FCとの練習試合で積極的にボールに向かい、攻撃を仕掛ける石津(中央) 拡大

横浜FCとの練習試合で積極的にボールに向かい、攻撃を仕掛ける石津(中央)

指示を出しながら試合を見守るペッキア監督(左)

 J2アビスパ福岡は9日、宮崎県日南市でJ2横浜FCと練習試合(45分×2本)を行い、0-2で敗れた。トップ下を中心に前線で攻守に動いた石津大介(29)は課題点を挙げながらも、得点のチャンスシーンをつくるなど攻撃の起点として機能。収穫も口にした。チームはこの日で19日間の宮崎キャンプを打ち上げた。ファビオ・ペッキア監督は仕上がり具合にうなずきながら、開幕に向けて気を引き締めた。

■2桁得点宣言

 ペッキア流サッカーが随所で見え始めた。昨季J2で3位だった横浜FC相手に無得点ながら、重点を置くカウンターで仕掛け、ボールを長く保持する戦術が体現されてきた。「監督が求めているところが少しずつできている」。攻撃を組み立てた石津は1月22日から始まったキャンプの手応えを口にした。

 攻めるサッカーを信条とするペッキア監督の戦術通り、守備でもボールを奪い返すシーンが目立った。「長い距離を走るよりは奪われた一瞬で取り切ることを求められている」。石津は前線からプレスを掛け、守備から攻撃への切り替えの速さを見せた。

 後半20分すぎにはネットには収まらなかったものの、ゴール前で北島、輪湖との連係からシュートを放つシーンにつながった。それでも結果は無得点。「(相手に)引かれた時にどう崩すかを合わせていかないといけない」と課題も忘れなかった。

 自らがチームの課題である攻撃力の鍵を握ると心得る。7位に終わった2018年は、チーム最多の10得点を挙げたFWドゥドゥ(J2甲府からの移籍期間満了)に続く8得点。17年もチーム2位の8得点だった。「2年連続8点しか取っていない。あと2点は取って2桁は取らないと厳しい」とJ1昇格に向けてゴール量産を誓った。

 前半、後半ともにゴール前のクロスに合わせられ、失点。守備の課題も浮き彫りになったが、ペッキア監督は「最初はリズムがあまり良くなかったが、後半の終わりの方でリズムをつくれてきた」と前向きに捉えた。

 長期キャンプを振り返り、「選手が真面目に私のメニューについてきた」と選手への信頼を口にした指揮官。間近に迫ったシーズン開幕を見据え「福岡に戻ってこれから修正する」と力を込めた。新体制でJ1昇格に向けた戦いに臨むアビスパが順調に状態を上げている。 (広田亜貴子)

=2019/02/10付 西日本スポーツ=

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