ソフトB長谷川勇、攻守で高いパフォーマンス/柴原洋氏の目

西日本スポーツ

西日本スポーツ評論家の柴原洋氏 拡大

西日本スポーツ評論家の柴原洋氏

 長谷川勇の状態がいい。B組紅白戦の打席と守りを見たが、初めての実戦ながら打撃では構えからタイミングを取って振り出すまで、すでに固まっていてスムーズだった。3打席とも安打にはならなかったが、いい感じでボールに向かってバットを出せていて振りも鋭い。打ち損じたが、投手はドキッとしたはずだ。

 この時期は打席ごとに構えが定まらなかったり、振り出すタイミングがずれたりして自分のスイングができず、生きた球に対応できないことの方が多い。だが、今の長谷川勇に残っているのはインパクト部分の修正だけ。実戦を重ねるごとに修正は可能で、その能力にもたけている。

 守りでも左翼フェンスに切れていく打球をしっかり追って好捕した。意識して振り込んでいる今キャンプも中盤。かなり疲労があるはずだ。手もかじかむ寒さの中、右足首に不安を抱えながらも、攻守で高いパフォーマンスが見られた。

 コンパクトに鋭く振り出し、強い打球を放つ打撃スタイルに変わりはない。シーズン198安打(2013年)を記録した球界トップクラスの打撃技術は健在。柳田、中村晃、上林と定位置を争い、チーム力をさらに向上させる存在として期待できる。 (西日本スポーツ評論家)

=2019/02/15付 西日本スポーツ=

PR

アクセスランキング

PR

注目のテーマ