桑原悠11年目G1初V 九州地区選手権 【芦屋】

西日本スポーツ

 九州最強の座を懸けた芦屋ボートのG1「第65回九州地区選手権大会」(優勝賞金450万円)は最終日の14日、12Rで優勝戦を行い、3号艇・桑原悠(31)=長崎=が、3カドから豪快にまくって1着。G1初制覇を果たした。長崎勢の九州地区戦制覇は、56回大会の赤坂俊輔以来、実に9年ぶりとなった。2着は羽野直也、3着は鳥飼真が入線。人気を集めた1号艇・深川真二は4着に終わった。6日間の総売上額は約51億2000万円(目標40億円)と大盛況だった。

■ヒーロー

 決して奇襲ではなかった。正々堂々とした、正攻法の3カドだった。桑原はS展示から3カドに引っ張った。「Sが分かっていなかったので、しっかり練習しようと思って」。5カドから豪快にまくった準優同様、チルトを0・5にハネた伸び仕様。手の内を明かしながらも、スリットからグイグイ伸びて、内艇をのみ込んだ。「足は本当に良かった。でも道中は転ばないように必死だった。3周は長かったし、余裕はなかった」。ゴール後は控えめにガッツポーズ。大仕事をやってのけた喜びは、ウイニングランでうれし涙に変わった。

 何よりも喜んだのは、3月の戸田SGクラシックの出場切符を手にしたこと。「そこが一番の目標だった。SGに出られることがうれしい」。デビュー11年目、いよいよSG初出場を果たす。「もっと頑張っていきたい。これからも応援を宜しくお願いします」。決して遅咲きではない。桑原の出世ロードは、まだまだ始まったばかりだ。 (渡辺)

 ◆桑原悠(くわはら・ゆう)2008年5月大村でデビューの102期。同期には山田康二、上野真之介、遠藤エミらがいる。11年10月の蒲郡でデビュー初V。G1は12年1月の芦屋新鋭王座で初出場、16年6月のまるがめ周年で初優出。2度目の優出でG1初Vを決めた。


 【優勝戦VTR】S展示と同様に3枠の桑原がダッシュに引き、(1)(2)/(3)(4)(5)(6)の2対4で進入。2枠の高倉がスリットで立ち遅れ、好ダッシュを乗せた桑原がまくり一撃。1Mで決着をつけた。次位争いは小回りで残した深川、展開を突いた鳥飼と羽野で三つどもえの混戦に。2周BSは鳥飼が優位に運んだが、2周2Mで内に切り込んだ深川と接触。外を握ってリードを取った羽野が2着、鳥飼が3着で入着した。

=2019/02/15付 西日本スポーツ=

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