J2福岡の三国あるぞ!!開幕スタメン 空中戦トーレスと互角以上 鳥栖と練習試合

西日本スポーツ

鳥栖のフェルナンドトーレス(手前右)と空中で競り合う福岡の三国 拡大

鳥栖のフェルナンドトーレス(手前右)と空中で競り合う福岡の三国

試合前、フェルナンドトーレス(9)と握手する三国 J1鳥栖との練習試合でフル出場した三国

 あるぞ開幕スタメン!! J2アビスパ福岡とJ1サガン鳥栖が16日、佐賀県鳥栖市の駅前不動産スタジアムで練習試合を行い、福岡のU-20(20歳以下)日本代表候補DF三国ケネディエブス(18)がフル出場した。鳥栖の元スペイン代表FWフェルナンドトーレス(34)にマッチアップした高卒新人は、192センチの長身を生かして空中戦で健闘。24日にアウェーで琉球と戦う開幕戦でのスタメン出場へ一気に近づいた。試合は2-1で鳥栖が勝利。15日に元AKBメンバーの高城亜樹(27)と結婚した鳥栖のDF高橋祐治(25)がゴールで自らを祝った。

■高卒ルーキー

 24日の開幕戦に向けた最後の実戦で、アビスパ期待の三国が貴重な経験を積んだ。試合終了間際にフェルナンドトーレスが交代するまで、元スペイン代表とマッチアップ。輪湖、石原の両サイドバックとともにフル出場した。「まだまだ足りないところだらけ。でも、プロの舞台で観客がたくさんいた中で落ち着いてプレーできたかな」。観衆6500人の前で、格上相手に挑んだ90分間に手応えをつかんでいた。

■フル出場

 FWだった青森山田中時代に動画でプレーをチェックするほど憧れていたのがフェルナンドトーレスだ。試合前に握手した18歳は「ちょっとびびっていた」と強靱(きょうじん)な肉体を持つ相手に当たり負けした。ただ、空中での競り合いになれば192センチの長身で互角以上の戦いを披露。カウンターを受けた試合開始直後のピンチでは素早く戻ってボールを奪った。「ステップワークは課題だけど、高さやスピードがある。ポテンシャルはトミ(冨安)より高い」。センターバックでコンビを組んだ実藤は、2017年まで在籍した日本代表DF冨安(シントトロイデン)級の期待を寄せた。

 宮崎キャンプ最終日だった9日の横浜FC戦でも先発出場。ペッキア監督は「質の高い選手で、試合ごとに成長している。成長するために、いっぱい試合に出ないといけないのでいっぱい使いたい」と開幕戦での先発起用をにじませる。24日で18歳8カ月1日となる三国が先発を勝ち取れば、冨安がプロ2年目で果たした18歳3カ月21日に次ぐクラブ2番目の若さの開幕スタメンとなる。プロ1年目としては最年少だ。

 「開幕スタメンを目指しているので、狙えれば。もっとアピールしないといけない」と三国。位置取りを細かく指示された課題も生かし、沖縄で華々しくデビューする。 (末継智章)

=2019/02/17付 西日本スポーツ=