SB育成・川原の制球改善、左キラーの期待も/西村龍次氏の目

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西日本スポーツ評論家の西村龍次氏 拡大

西日本スポーツ評論家の西村龍次氏

 ◆ソフトバンク紅白戦(20日・宮崎アイビー)

 育成左腕の川原が、もらったチャンスでしっかりと期待に応えた。これまでは球は速いが、どこにいくか分からないイメージだった。だが、この日は力強い真っすぐでも、変化球でも、ストライクを容易に取れるようになっていた。球速を落としたこともあり、長年の課題だった制球力が改善。もっと見てみたいと思わせる内容だった。

 150キロ台後半を連発していたかつての姿と比べれば、スケールが少し小さくなった印象は否めない。ただ左肩や左肘の手術を受けながら、今も150キロ台が出ているのは驚きだ。もともと持っているポテンシャルの高さを証明している。

 間違いなく次のチャンスはあるだろう。今回は回の先頭からの1イニングだったが、今後はさまざまな場面を想定した起用を試されるのではないか。1死となった後だったり、走者を背負ったピンチの場面だったり、左打者へのワンポイントで「左キラー」を志向したり、いろんな状況が考えられる。目の前のチャンスを一つずつものにすることができるか。結果を積み重ねることで、支配下への復帰、さらに左の中継ぎとして抜てきされる可能性は高まっていく。 (西日本スポーツ評論家)

=2019/02/21付 西日本スポーツ=

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