ソフトバンク岩崎、右肘緊急検査でキャンプ離脱 復帰プラン白紙も

西日本スポーツ

別メニュー調整の岩崎 拡大

別メニュー調整の岩崎

別メニュー調整の岩崎 2018年6月29日付本紙1面 2軍のオリックス戦に先発し、1回を無安打無失点に抑えた岩崎=2018・9・24

 岩崎が緊急離脱!! 福岡ソフトバンクの岩崎翔投手(29)が20日、昨年に2度手術した右肘の検査を受けるためキャンプ地の宮崎から福岡に戻った。右肘の違和感を再び訴えたとみられる。第4クールにブルペンで傾斜を使った投球練習を行うなど段階を踏んで調整していたが、当初の復帰プランも白紙に戻るのは確実。開幕後を目指していた戦列復帰の時期がさらに遅れる可能性が出てきた。

 今キャンプ最後のA組紅白戦で盛り上がる生目の杜運動公園から、岩崎の姿は消えていた。右肘に再び違和感を覚えての緊急離脱。午前中にランニングなどで汗を流したが、ボールは投げずに福岡に戻り、福岡市内の病院で精密検査を受けたとみられる。

 昨年2度手術した右肘の回復状況は一進一退が続いており、これまでも「リハビリをしていると、良いときもあれば良くないときもある」と話していた。今年1月は米国アリゾナでリハビリを兼ねた自主トレを行い、今キャンプでも慎重に調整を進めてきた。

 米国のトレーナーのアドバイスもあり、宮崎でもキャッチボールは5メートルずつ距離を伸ばし、球数も細かく管理。ここまで距離を約35メートルまで伸ばすと同時に、投球の強度を高めていた。第4クールの14日には、マウンドの傾斜を使ったキャッチボールも試みた。

 「(マウンドの)傾斜で投げていたら、(本格的に)投げられるようになってからが早いと思う」としていたが、今回の緊急離脱で復帰プランの見直しを強いられるのは必至だ。精密検査の結果次第では、チームにとって痛いアクシデントになる可能性がある。

 最優秀中継ぎのタイトルを獲得した2017年は、球団記録のシーズン72試合に登板し、防御率1・99と抜群の安定感を誇った。ただ、その蓄積疲労の影響もあり、昨年は4月に右肘を手術。さらに右肘の別の部位にも痛みを生じ、10月に再び手術を受けた。

 昨季をほぼリハビリに費した教訓もあり、3・29開幕に無理に照準を合わせることなく慎重に歩みを進めてきた。「無理してまた離脱するよりは、少し時間がかかっても100パーセントの力でシーズンを完走できる方がいい」と強調していた右腕の復帰プランに、大きな狂いが生じないことを祈るしかない。

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