J1鳥栖、開幕戦でワースト4失点 高橋秀「逆境はねのける力ない」

西日本スポーツ

後半、厳しいマークに突破をさえぎられる鳥栖・フェルナンドトーレス(右から2人目) 拡大

後半、厳しいマークに突破をさえぎられる鳥栖・フェルナンドトーレス(右から2人目)

 ◆明治安田生命J1第1節 鳥栖0-4名古屋(23日・駅前不動産スタジアム)

 J1で8年目のサガン鳥栖はホームで名古屋に0―4と完敗した。開幕戦での4失点はクラブワーストで、フェルナンドトーレス(34)のシュートも不発に終わるなど不安な幕開けとなった。

 厳しい現実を突きつけられた。J1開幕戦でワーストの4失点。「(最初の)1失点がチームの士気を下げ、その後につながった」。初陣を歴史的な大敗で落としたカレーラス監督は硬い表情で敗因を振り返った。

 悪夢の始まりは後半18分だ。「自分のミス。流れが変わった。あの失点が敗因」と悔やんだのは高橋祐。昨季得点王のジョーにペナルティーエリア手前でパスが渡り、センターバックの高橋祐がかわされ先制された。

 その後は一方的な展開となった。開幕前の練習試合での基本布陣4バックが、この日は3バック。カレーラス監督は「ジョーをフリーにさせないため」とゴール前で楽にボールを収めさせない狙いがあったことを明かしたが、結果的に裏目に出た格好となった。

 選手の戸惑いもあったのか、後半32分に再びジョーに頭で押し込まれると34、44分と続けざまに失点。わずか26分間で4点を奪われた。「逆境をはねのける力、自分たちで雰囲気を変えるところは、昨年からの成長は見られなかった」。高橋秀は露呈してしまった精神的な弱さに言及した。

 後半10分のシュートが右ポストに嫌われたフェルナンドトーレスは「批判を受け止めて、トレーニングを積んで前に向かっていくだけ」と顔を上げる。次節はビジャ、イニエスタ、ポドルスキの「VIP」を擁する神戸戦。切り替えて、注目の相手から今季初白星をつかみとる。 (広田亜貴子)

=2019/02/24付 西日本スポーツ=

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