J2長崎、開幕勝利 手倉森監督6年ぶりのJリーグ采配ズバリ 終了間際、待望のゴール

西日本スポーツ

後半45分、決勝ゴールを決めジャンプして喜ぶ長崎の長谷川 拡大

後半45分、決勝ゴールを決めジャンプして喜ぶ長崎の長谷川

後半45分、得点を決めた長崎・長谷川(左から2人目)を笑顔で祝福する手倉森監督

 ◆明治安田生命J2第1節 長崎1-0横浜FC(24日・トランスコスモススタジアム長崎)

 1年でのJ1復帰を目指すV・ファーレン長崎が横浜FCをホームで破り、新任の手倉森誠監督(51)の初陣を飾った。途中出場した新加入の長谷川悠(31)が0―0の後半45分に決勝ゴールを決めた。

 時計表示が90分を示したとき、長崎に待望のゴールが生まれた。FKから始まり、角田のシュートは相手選手に当たりはじかれた。そのボールを長谷川が左足のボレーでたたきこんだ。たまらずベンチから飛び出した手倉森監督は長谷川とガッチリ握手。6年ぶりのJリーグの監督として開幕勝利を刻み「監督として久々のゴールは88分(記録は90分)待たされた」と独特の表現で喜びを表した。

 前半は相手に押し込まれる場面もあり0-0のまま。後半、決定機もゴールを割れない状態で「2人は左足のパスが特徴。アクセントをつけたい」と新加入の大竹、長谷川を投入。最後のゴールは大竹のFKで始まり、長谷川がゴールを決め采配がズバリ。「簡単に点を取らせてくれないなと思った」と手倉森監督は久々のJリーグで辛抱の展開の末の勝利を振りかえる。

 新加入の長谷川は清水に所属していた2017年以来2年ぶりのリーグ戦でのゴールとなった。「自分のキャリアで開幕戦のゴールは初めて。皆さんに覚えてもらえるゴールだった」と新天地の長崎でサポーターへのあいさつ代わりの一発を喜んだ。手倉森監督について「型にはめることなく自分の特徴を最大限に引き出してくれる。話術も大切だなと勉強になります」と信頼を寄せる。

 1-0での苦しい開幕勝利にも「今日みたいに長崎らしくしぶとい勝ち方をすればチームの成長が加速する。シーズンが終わってチームは完成する」と手倉森監督は1年間の成長を確信した。チーム完成の先にあるのはもちろん1年でのJ1復帰。「手倉森丸」のJ1への航海が始まった。 (前田泰子)

=2019/02/25付 西日本スポーツ=

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