澤2世、競争勝ち抜く!なでしこMF杉田、初W杯へ猛アピール

西日本スポーツ

 サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」のMF杉田妃和(22)=北九州市出身=が、6月にフランスで開幕する女子ワールドカップ(W杯)の出場に向けてアピールを続けている。女子日本代表は27日(日本時間28日)に、米国で開催される国際親善大会「シービリーブスカップ」の初戦で米国と対戦。年代別代表では日本の大黒柱を担い、所属するINAC神戸でも活躍を続けるボランチが、大舞台への強い思いを明かした。

■フル代表まだ1試合

 6月にフランスで開幕する女子ワールドカップ(W杯)を控え、米国で開催される国際親善大会に臨む女子日本代表。その一員に選ばれた杉田は「あまり受け身にならず、自分の良さを出しながらチームの力になりたい」と力を込めた。

 試合を組み立てながら、攻守のバランスを取ることもできる22歳。「読みと守備には自信がある」。得点力にも定評があるボランチは「後ろからでもゴール前に飛び込みたい。どれだけチームに影響を与えるプレーができるか」と続けた。

 今回の国際親善大会は、杉田らフル代表での経験が少ない若手が多く選ばれた。高倉麻子監督は「期待を込めて、見たい選手を多く選んだ。いろいろな選手を試す」と選手選考と起用の狙いを明かす。杉田にもチャンスが与えられる見通しだ。

 世代別代表では主力を担ってきた。特に高倉監督が率いた2014年のU-17(17歳以下)W杯では主将として日本を優勝に導き、得点王&大会MVPの大活躍。長く日本代表を支え、15年に現役を引退した澤穂希に続く逸材と評価された。

 ただ、フル代表の壁は厚く、出場はまだ1試合のみ。「トップの代表はカテゴリー別とはレベルが違う。チャンスをつかむには、自分を強く持たないと」。米国出発前に福島県のJヴィレッジで行われた日本代表候補合宿では、丁寧なボールさばきで存在感を示した。

 日本代表のボランチのポジションは阪口夢穂(日テレ)、猶本光(フライブルク)ら有力選手がしのぎを削る激戦区。代表生き残りを懸けた競争を必ず勝ち抜き、世代の垣根を越えた世界の頂点を目指す。 (松田達也)

 ◆杉田妃和(すぎた・ひな)1997年1月31日生まれ。北九州市出身。二島小2年から二島FCでサッカーを始め、二島中ではFCグローバルに所属。静岡・藤枝順心高では、2年時に全日本高校選手権で準優勝。2015年にINAC神戸入り。16年になでしこリーグ新人賞。国際Aマッチ出場は1試合。161センチ、53キロ。

 ◆杉田のMVPメモ

 2014年 U-17(17歳以下)W杯で主将として日本を優勝に導き、5得点で得点王に輝くとともに、大会MVPに選ばれた。

 2016年 U-20(20歳以下)W杯にMFとして全試合に出場。準決勝で敗れたが、日本の3位に貢献し、大会MVPに輝いた。

=2019/02/27付 西日本スポーツ=

PR

サッカー アクセスランキング

PR

注目のテーマ