J2福岡、決定力不足解消へ 快足FWミコルタ新加入

西日本スポーツ

雨の中、雁の巣球技場で練習に励むミコルタ 拡大

雨の中、雁の巣球技場で練習に励むミコルタ

 J2アビスパ福岡に新加入したコロンビア出身のフェリックス・ミコルタ(29)が6日、チームの決定力不足を解消する活躍を誓った。開幕から2試合未勝利の福岡は2戦で1ゴールにとどまっている。メキシコリーグ1部のプエブラから期限付き移籍で加入したFWは「ゴールでの貢献」を宣言。J1昇格をサポーターに約束した。

■2試合でまだ1得点…

 練習合流から4日目。快足FWのミコルタはスピード出場を目指し、午前と午後の2部練習にフル参加。「たくさんのゴールで貢献できると思う」と、前線の選手たちとの攻撃練習に加わり、コンビネーション構築に余念がない。

 ウイングが主戦場だが、トップ下やサイドバック、ボランチでのプレー経験もある万能プレーヤー。ゴールだけではなく、得点に導く決定的な仕事もできるだけにチームの期待は大きい。

 クラブはJリーグへの選手登録の手続きを進めており、最速で9日の京都戦から出場可能。ペッキア監督は「彼のプレーを知っているが、今はコンディションが落ちている。整えることが大事」と来日間もないミコルタの調子を見て起用を決める方針だが、チームが待ち望む存在であることは間違いない。

■監督「潜在能力生かす」

 開幕戦の琉球には1-3で敗れ、前節の長崎戦はスコアレスドロー。唯一の得点もセットプレーが崩れた形から生まれており、高い位置でボールを奪って速攻に転じる攻撃的スタイルからゴールは生まれていない。

 ペッキア監督はミコルタについてスピードを特長に挙げ、「彼のポテンシャル(潜在能力)をマックスで生かしたい。サイドだけを考えるのでなく、別のポジションも考えている」と得点力アップに向け、さまざまなポジションを試す考えだ。

 2008年のプロデビュー以来、母国のコロンビアのほか、ポルトガル、メキシコでもプレーし、異国での経験も豊富。初のアジアのリーグでも適応は早そうだ。2日に長崎戦を観戦。「良い形で、それも簡単にチャンスをつくれている。自信を持っていけばゴールはついてくる」と分析した。「チームを(J1に)昇格させる」。力強く言い切るキーマンのデビュー戦は近い。 (広田亜貴子)

=2019/03/07付 西日本スポーツ=