ソフトB森&DeNA山崎、侍Wストッパー 本番の連戦備え

西日本スポーツ

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ウオーミングアップする森

守備練習する山崎と森(右) キャッチボールする森

■きょうからメキシコと強化試合

 野球日本代表「侍ジャパン」に3年ぶりに招集された福岡ソフトバンクの森唯斗投手(27)が8日、DeNAの山崎康晃投手(26)との「Wストッパー」に指名された。きょう9日のメキシコとの強化試合(京セラドーム大阪)に守護神として登板予定。首脳陣は11月のプレミア12や来年の東京五輪を見据え、10日に登板する山崎とともに昨季のセ・パの最多セーブコンビで2人の守護神を据える構想を明かした。

 たくましくなって侍の輪に帰ってきた。追加招集された2016年の台湾との強化試合以来、3年ぶりに背負う日の丸。昨季はパの最多セーブのタイトルを獲得し、球界を代表する投手への成長を遂げた。森は「すごく重みがある。ただ、自分のやることは変わらない」と力を込めた。

 今回の強化試合は若手主体のメンバー構成になっている。だが、クローザーは実績のある2人が選ばれた。パ・リーグの森とセ・リーグの山崎はいずれも最多セーブの初タイトルに輝いた。9日は森、10日は山崎が守護神として試合を締めくくる予定となっている。

 ここには先に待つ“本番”を見据えた首脳陣の考えがあった。建山投手コーチは「クローザーが1人だと負担が大きい。抑えは2人ぐらいいてほしい」と説明。プレミア12や東京五輪では上位に進めば過密日程が避けられない。「(1人だと)勝ち進んだ場合に3、4連投せざるを得なくなる。2枚ぐらいいてほしい」とWストッパー構想を描いた。

 そうなれば、森と山崎は適任だ。外国人に守護神を任せる球団が増える中、昨季はともに37セーブを挙げ、チームに勝利を運んだ。建山コーチは「山崎も森も(抑えを)専門でやっている。今は外国人が務めることが多いので、貴重」と期待を寄せる。森も「投げるポジションでしっかり結果を残すだけ」と言い切った。

 森は今季、右股関節の手術から復帰したサファテとホークスの守護神の座を争う。今年はここまの実戦で紅白戦、練習試合、オープン戦と4試合に登板し、4回をパーフェクトと絶好調。「順調にきているのでそれをしっかり出せれば」と自信を持って侍のユニホームに袖を通している。

 この日は京セラドームでの前日練習に参加し、メキシコ戦への調整を終えた。「(いつもと)一緒です。思い切って腕を振ってしっかりやるだけ」。東京五輪の守護神に向けて、魂のこもった球を投げ込む。 (小畑大悟)

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■ソフトB甲斐「いいところ引き出す」

 稲葉ジャパン“皆勤”の甲斐が開幕マスクを託された。前日練習ではブルペンで初戦に先発する今永の球を受けるなど準備。「このユニホームを着てやるのは気が引き締まる。まずは勝ちにこだわって、投手のいいところを最大限に引き出していきたい。まずは捕手なので守備面。自分の持っている今の力を出せるように」と気合を込めた。

=2019/03/09付 西日本スポーツ=

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