トーレス「日本では違うのか…」いらだち隠せず J1鳥栖、昇格後初の開幕3連敗 勝ち点&得点ゼロ

西日本スポーツ

後半43分、オウンゴールで先制され頭を抱えるフェルナンドトーレス(右端) 拡大

後半43分、オウンゴールで先制され頭を抱えるフェルナンドトーレス(右端)

後半、相手を突き倒したフェルナンドトーレス(左)

 ◆明治安田生命J1第3節 FC東京2-0鳥栖(10日・味の素スタジアム)

 鳥栖がJ1昇格8年目で初の開幕3連敗を喫した。後半16分に退場者を出した後も10人で奮闘したが、同43分にオウンゴールで先制され、ロスタイムに追加点を献上。最下位に沈むチームはいずれもJ1で唯一の勝ち点ゼロ、リーグ戦無得点となった。

■後半10人で奮闘も…

 ため込んだ怒りが爆発した。後半22分。自陣でボールをキープしていたフェルナンドトーレスは反則を受けてピッチに倒れると、立ち上がりながら相手を体で突き飛ばした。警告を受けても収まらず、攻め手を欠いた攻撃へのいらだちを隠せなかった。

 後半16分に高橋秀が2度目の警告で退場となり、苦しい展開から後半43分に先制点を許した。踏ん張りが利かないまま、5分後にも追加点を奪われた。フェルナンドトーレスは「サッカーは日本では違うのか…。日本のルールに適応した本を買って勉強するよ」と皮肉を残した。

 チームはチャンスこそ生み出すも、シュートは3本にとどまった。主将のフェルナンドトーレスは自陣まで守備に戻るなど奮闘した。期待の司令塔候補のクエンカも後半15分にJリーグ初出場しながらも、1人少なく試合の主導権を握られた状況に不完全燃焼。「自分だけでなく、全員が良さを出してトーレスをサポートしないと」と悔しさを口にした。

 開幕3連敗に加え、リーグで唯一3試合連続無得点という苦境に、カレーラス監督は「戦う姿勢はよかった。続けていきたい」と強調するとともに「負けた後に点が取れていないことを質問するのはやめてほしい」と険しい表情だった。世界的ストライカーを生かせず、守備も計7失点。最下位に落ち込み、このまま迷走が続けば、早くもJ2降格の危機さえよぎる。 (松田達也)

=2019/03/11 西日本スポーツ=

PR

PR

注目のテーマ