ソフトB開幕ローテバトル最終テスト 工藤監督、5試合で「見定める」

西日本スポーツ

 福岡ソフトバンクの開幕ローテーション争いが最終章を迎える。工藤公康監督(55)は12日の巨人3連戦から予定されているオープン戦5試合を候補投手最後の見極め試合と位置づけ。現状では開幕投手に指名されている千賀のほかは東浜とミランダが濃厚だ。残り枠に対し、外国人枠の運用方法が関係するものの有力候補に挙がるスアレスのほか、巨人との初戦に先発する大竹や武田、中田、高橋礼らが争う。熱いラストアピール投を注視して、開幕ローテの6人に絞り込む。

■板東インフルで前倒し

 開幕ローテーション入りを懸けた、最後の争いが繰り広げられる。工藤監督は12日から17日までのオープン戦5試合について「もう、当然(ローテ入りが)決まっている投手もいますし、(開幕ローテの残り)枠があるところに関しては(この5試合で)ちゃんと見定めていこうという話はコーチともしています」と、候補投手の最終見極めの場であることを明言した。

 開幕ローテの椅子は「6」。現状では2年連続の開幕投手に指名されている千賀が決定済み。千賀とともに両輪の活躍が期待される東浜はもちろん、ミランダも事実上確定だ。先発に転向したスアレスも、外国人枠の兼ね合いがあるものの有力候補に挙げられる。

 残された少ない枠を懸けた戦いは新生・原ジャイアンツとのオープン戦3連戦が皮切りだ。オフにセ・リーグで2年連続MVPに輝いている丸をFAで獲得するなど、積極的な補強に動いた相手。それだけに、強力打線を封じる投球を見せることができれば、格好のアピールになる。

 12日の巨人との初戦は、ここまで実戦4試合で10回を投げ1失点と、安定した内容を続ける2年目の大竹が先発する。新人の板東が雨天中止となった10日のヤクルト戦からスライドで先発する予定だったが、インフルエンザを発症したことで離脱。そのため13日の2軍戦から前倒しとなったが「シーズンでも予定が変わることはよくある。内容の伴った結果をしっかり出したい」と意気込み、11日はヤフオクドームでの先発投手練習に参加して調整した。

 13日の同カードは東浜が先発し、2番手にはここまでの実戦で精彩を欠く内容が続いている武田が登板。2軍戦でも12日の中日戦でスアレスと中田が投げ、侍ジャパンに参加していた高橋礼も週末に登板する見込みだ。倉野投手コーチは「何人かは外さないといけない。結果の重みは変わるし、加えて内容も必要となる」と高レベルでのアピールを求める。3年連続の日本一とリーグV奪回への“幹”となる開幕ローテを巡るラストバトルが始まる。 (山田孝人)

=2019/03/12付 西日本スポーツ=

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