【平成ラスト甲子園】選抜高校野球九州出場校紹介 二枚看板軸に挑む 明豊・若杉&大畑

西日本スポーツ

ともに助け合って勝利を目指す明豊のエース若杉(左)と大畑 拡大

ともに助け合って勝利を目指す明豊のエース若杉(左)と大畑

チーム最高の甲子園4強を目指す明豊の選手

 平成ラストの甲子園となる第91回選抜高校野球大会は23日に開幕する。昨秋の九州大会準優勝で10年ぶりに選抜大会の舞台に立つ明豊(大分)は2年生のエース左腕・若杉晟汰と3年生右腕・大畑蓮を中心とした投手陣が支える。(学年は新学年)

 昨秋は1年生だった左腕の若杉が急成長した。大分大会までは背番号8をつけながら、九州大会で「1」に昇格すると、決勝を除く3試合で先発。右打者の内角を突く投球とチェンジアップがさえ、昨秋の公式戦は47回1/3で51奪三振。誰もが認めるエースとなった。

 その若杉が「ピンチになったら助けてくれる」と頼りにするのが昨秋は背番号11だった先輩、右腕の大畑だ。九州大会では初戦の鹿屋中央(鹿児島)戦で救援登板し若杉をサポートした。「自分は救援の方が好き。途中登板の方が自分の投球ができます」。142キロの速球が武器の本格派、大畑が後ろに控えるからこそ、2年生左腕が存分に力を発揮できている。

 若杉は甲子園へ向けて制球力を磨くことをテーマにした。「秋までは右打者へ内角の球を使ったけど、春は左打者の内角を突く投球ができるように」。ブルペンでは常に左打者を立たせて投球練習を行ってきた。大畑も「秋までは外角で勝負してきたので、内と外を使い分ける投球ができるように」と制球力を重視して練習を重ねている。

 川崎絢平監督は「甲子園ではどちらも先発する可能性はある」と切磋琢磨(せっさたくま)する2人への期待は大きい。加えて右腕の狭間大暉(2年)、寺迫涼生(3年)と左右の投手がずらり並ぶ。全員が仲間でライバル。甲子園のマウンドで「投手王国」の本領を発揮する。 (前田泰子)

=2019/03/15 西日本スポーツ=