ソフトB大竹巧投 緩急、強弱、タイミング◎

西日本スポーツ

6回1失点と好投した大竹 拡大

6回1失点と好投した大竹

 ◆ウエスタン・リーグ オリックス3-2ソフトバンク(20日・オセアンバファローズスタジアム舞洲)

 福岡ソフトバンクの2年目左腕、大竹耕太郎投手(23)が20日、ウエスタン・オリックス戦(オセアンバファローズスタジアム舞洲)で先発し、6回を1失点の好投で、開幕ローテにまた大きく前進した。

 真っすぐのほとんどが130キロ台中盤ながら、変化球を織り交ぜ、打者のタイミングを狂わせる“巧投”。状況によってクイックのタイミングも変えるなど「意味のある、価値のある試合になった」と自己分析した。「これが大竹のクレバーさ」と久保2軍投手コーチも絶賛した。

 失点は1点リードの3回2死から。山足の平凡な飛球が拙守で三塁打となり、続くロメロへの初球、138キロのストレートを「ボールを要求されたが中に入った」と右前同点打とされた。「やっぱり外国人は初球から振ってくる。失点しましたけど、僕にとっては、ある意味で良かった」と、失敗からの教訓を即消化しているのも大竹らしさ。5、6回は三者凡退で、18のアウトのうち、内野ゴロが10。巧みな制球とそのコンビネーションが光った。

 「緩急、強弱、タイミング。投手として使える部分の能力がホントに高い。やっぱり、野球は頭脳のゲーム」と久保コーチは評価。大竹は開幕へ向け「右肩上がりでこられた。ここから落ちずにさらに向上させたい」と意気込む。確かな収穫と、さらなる手応えをつかんだようだ。 (喜瀬雅則)

=2019/03/21付 西日本スポーツ=