ソフトBドラ7奥村、開幕1軍“内定” 甲斐野に続いた! 新人2人同時は球団11年ぶり

西日本スポーツ

6回を打者3人に抑え、ベンチ前で笑顔を見せる奥村 拡大

6回を打者3人に抑え、ベンチ前で笑顔を見せる奥村

 ◆オープン戦 ソフトバンク0-4広島(22日・ヤフオクドーム)

 目標に掲げていた開幕1軍を大きくたぐり寄せた。ドラフト7位右腕の奥村(三菱日立パワーシステムズ)が、セ・リーグ3連覇中の広島打線を相手に好救援だ。5回に笠谷が鈴木に2ランを浴びるなど4失点。強力打線が勢いに乗った直後の6回、3番手で登板した奥村が持ち前の強気の投球で1イニングを3人でぴしゃりと抑えた。「広島の打線は初めてだったけど(結果に)びっくりですね」と笑顔を見せた。

 先頭の西川を初球の外角145キロで二ゴロに仕留め、会沢も初球のフォークで中飛。坂倉も外角を突いて二ゴロに打ち取り、わずか7球で片付けた。完璧な内容でセ界の王者を封じ「中継ぎですし、できれば少ない球数が理想なんで」と納得の表情を浮かべた。

 オープン戦はこれで3試合連続無失点となり、計6試合でわずか1失点だ。防御率は1・29。安定した内容を披露し続ける姿に、工藤監督も目を細める。「カウントが悪くなっても動く球で仕留められている。四球で崩れる投手でもない。しっかり結果を残してくれている」と評価した。

 これまで回またぎでも結果を残すなど、幅広い起用法に応えられるところも見せた。奥村の開幕1軍入りについて、工藤監督は「そう思ってます。結論はまだだが、そう思ってます」と“内定”を示唆した。既にドラフト1位の甲斐野(東洋大)が確定済み。奥村も入れば、チームでは2008年の大場と久米以来、11年ぶりとなる新人ダブル開幕1軍となる。26歳のオールドルーキーが歩む道は明るそうだ。 (山田孝人)

=2019/03/23付 西日本スポーツ=