ソフトB支配下登録の川原と周東「感謝でいっぱい」「ニヤケが止まらなかった」

西日本スポーツ

支配下契約後の会見で、新しい背番号のユニホームを着てポーズを取る川原(左)と周東 拡大

支配下契約後の会見で、新しい背番号のユニホームを着てポーズを取る川原(左)と周東

 福岡ソフトバンクは26日、育成選手の川原弘之投手(27)、周東佑京内野手(23)を支配下選手登録すると発表した。推定年俸は川原が500万円で、周東が600万円。背番号は川原がこれまでの122から63、同じく周東が121から23に変更された。

 ヤフオクドームで行われた会見で、4年ぶりに支配下選手に復帰した川原は「素直にうれしい。けがで投げられなかった僕を待ってくれた球団に感謝の気持ちでいっぱい」と喜びを口にした。ドラフト2位で2010年に入団し、12年の2軍戦では158キロをマーク。だが15年に左肩、左肘の手術を相次いで受け、同年オフに育成契約となった。

 17年に約3年ぶりに実戦復帰し、昨季は2軍戦34試合に投げ3勝2敗5セーブ、防御率1・75の成績を残した。春季キャンプはB組スタートだったが、抜てきされたA組の紅白戦で好アピール。オープン戦では8試合で自責点0と結果を残した。「肩を手術して、肘を手術して、戦力外になって、3回野球人生が終わっていてもおかしくなかった。野球ができる幸せをかみしめてプレーしたい」。150キロを超える直球を武器に開幕から中継ぎの一角として期待されている。

 2年目の周東は50メートルを5秒7の俊足が武器で、昨季は27盗塁でウエスタンの盗塁王に輝いた。工藤監督はユーティリティー性を重要視するだけに、内外野を守れる器用さも評価された。「今回駄目だったら育成選手のままクビになってしまうと思っていた。やっとプロとしてのスタートを切れた。(球団からの通達に)ニヤケが止まらなかったです」と喜びを表現した。 (倉成孝史)

 ◆川原弘之(かわはら・ひろゆき)1991年8月23日生まれ。福岡市出身。福岡大大濠高時代は甲子園出場なし。2010年にドラフト2位でホークスに入団。12年にウエスタン公式戦で当時の日本人左腕最速記録となる158キロをマークし、13年までに1軍で3試合に登板したが、15年3月に左肩、同11月に左肘を手術。同12月から育成契約となった。187センチ、94キロ。左投げ左打ち。

 ◆周東佑京(しゅうとう・うきょう)1996年2月10日生まれ。群馬県出身。東農大二高、東農大北海道オホーツクから育成ドラフト2位で2018年に入団。同年はウエスタン・リーグで90試合に出場して打率2割3分3厘、14打点。27盗塁は同リーグトップだった。同10月にはコロンビアで開催されたU-23(23歳以下)ワールドカップに出場。179センチ、67キロ、右投げ左打ち。

=2019/03/27付 西日本スポーツ=