ソフトB和田、319日ぶり実戦復帰へ ルーキー驚き「真っすぐのキレすごい」
■シート登板
背番号21が319日ぶりに試合のマウンドに帰ってくる。和田毅投手(38)が27日、4月3日のウエスタン・オリックス戦(タマスタ筑後)で実戦復帰し、2イニングを投げる予定であることを明かした。左肩違和感に悩まされた昨年は5月19日の2軍戦を最後に実戦登板はなし。筑後でシート打撃に登板した左腕は最速136キロを計測し、復活への一歩となるマウンドへの準備を進めた。
■最速136キロ
復活への階段をまた一歩上った。筑後の屋内練習場で行われたシート打撃。ドラフト5位水谷、育成ドラフト1位渡辺陸のルーキー2人を相手に、和田は計10打席で安打性の打球を2本に抑えた。3三振はいずれも直球を外角いっぱいに決め見逃しで奪ったもの。途中、セットポジションでの投球も試すなど、実り多き40球だった。
打者相手の投球は約10カ月ぶり。「久しぶりにしては普通に投げられた。でも全体的にはまだまだ。最速136キロ? 120キロじゃなくてよかった」。冷静に振り返ったベテランとは対照的に、水谷は日米通算131勝左腕のボールに驚きを隠せない。「真っすぐのキレがすごいし、変化球も(直球と)同じ腕の軌道でくる。コースもビシバシ決まっていた」と脱帽した。
左肩違和感に泣かされた姿は過去のものとなりつつある。今春のキャンプでは左肩の状態を慎重に気遣いながら、焦らず調整を続けた。現在は週2回のペースでブルペンに入り、球数も最高で90球まで増やしている。「これまでは無事に投げることが第一だったけど、今は投球の質に気を向けられるようになった」。手応えをつかんだ38歳の表情は明るい。
■2イニング予定
次のステップは「4・3」だ。4月3日の2軍戦で登板して2イニングを投げる予定。実戦マウンドは昨年5月19日の2軍広島戦(由宇)以来で、実に319日ぶりとなる。「もうすぐ4月。しっかり投げたいし、これからはイニング、球数もどんどん増やしていきたい」と意気込みは強い。
チームの投手陣の状況にもよるが、和田が今後の実戦で結果を出し続ければ5月中の1軍復帰も見えてくる。「目標は単に試合で投げることじゃなく、1軍の先発ローテに入ること。戻れたらもう離脱はしたくない」。力強く言い切る左腕が大きな期待を背にマウンドに上がる。 (長浜幸治)
=2019/03/28付 西日本スポーツ=




















