ソフトBスカウト部長に聞く センバツ注目の逸材

西日本スポーツ

 第91回選抜高校野球大会は、28日で出場全32校が登場。ネット裏で全校の戦いをチェックしたソフトバンクの永井智浩編成育成本部長兼スカウト・育成部長に、「プロの目」に留まった今大会の逸材を挙げてもらった。

 まず「さらに評価を上げた」と絶賛したのが星稜(石川)の奥川恭伸。1回戦は履正社(大阪)を17奪三振で完封。身長183センチの右腕を「大きい割に体もフォームもバランスがいい」。2回戦で習志野(千葉)に敗れたが、150キロ超の直球に加え、球種も豊富で「変化球もほぼ操れている。高校生では対応が難しいレベル」と分析する。

 この奥川と「素材は同じくらい抜群」と評価するのが横浜(神奈川)の左腕・及川雅貴。敗れた明豊(大分)戦は制球に苦しんだが「頭の中でイメージしている動きをどう表現するか。これからゲームの中で修正できるようになればいい」と甲子園での乱調ぶりは問題視しておらず「(各球団での)映り方はそれぞれでしょうけども、魅力十分です」と強調した。

 初戦で春日部共栄(埼玉)を13奪三振で完封した高松商(香川)の左腕・香川卓摩は、身長165センチと小柄だが「左投手は小さくても大成する。球に切れを感じますし、筋肉がつけば面白い存在」と高評価。惜敗した初戦で170球の熱投を見せた津田学園(三重)の前佑囲斗も「指先の感覚がいい。楽しみな素材」。同じく170球で散った石岡一(茨城)の岩本大地は「球速が伸びたら、去年の吉田輝星(秋田・金足農-日本ハム)みたいになれる」という。

 野手の注目は、1回戦で大会タイ記録の1試合2本塁打を放った山梨学院の野村健太。「遠くへ飛ばすのは、他の選手にはなかなかまねできない」と右の長距離砲として評価。八戸学院光星(青森)の武岡龍世は身長180センチ、体重75キロの均整の取れた遊撃手で、スイングも鋭く「非常に好素材」と評価した。

 九州勢では、及川を擁する横浜を下した明豊の1番打者、表悠斗が「すごく振れる印象。うまく打っていた」。大分の1番打者、足立駿は身長183センチの二塁手で「遊撃もできると思うし、体を見ても、ポテンシャルがある」。筑陽学園(福岡)の進藤勇也も「体が強そうで、捕手として面白い素材」と評価した。

=2019/03/29付 西日本スポーツ=

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