西武・山川どすこい満塁弾 辻監督「よく追いついた」

西日本スポーツ

 ◆ソフトバンク5-4西武(29日・ヤフオクドーム)

 王者の意地は見せた。開幕戦から4時間超えの死闘はサヨナラ負け。それでも敵地で劣勢から一度は同点にした。辻監督は「よくあそこ(8回)で追いついた。追い越せたら良かったけど、モヤモヤした山川にホームランが出たのはプラスになるだろう」とすがすがしかった。

 先発千賀に抑え込まれ、完敗ムードの8回。3番手の加治屋に「獅子脅し打線」が牙をむいた。無死満塁のチャンスをつくり、昨季MVPと本塁打王の山川。追い込まれてからファウルで粘り、8球目の真っすぐを仕留めた。

 「前に飛んだら点が入る。最後の最後に甘い球を仕留め切れた。最高の形です」。ホークスファンの悲鳴を切り裂き、左中間席へ同点グランドスラム。西武では1994年の伊東勤(現中日ヘッドコーチ)の逆転サヨナラ弾以来25年ぶりとなる開幕戦の満塁本塁打を放ち、目標のシーズン50発へ好発進した。

 延長11回の末に開幕戦を落とした。試合前のミーティングで指揮官は「終わったことは過去。前に向かって戦っていくだけ。旗(ペナント)を取りに行くぞ」と選手に呼び掛けた。山川は「一発目(開幕戦)から緊迫した試合ができた。負けはしたけど、明日につながる」と言い切った。V2へ、この黒星を無駄にしない。 (小畑大悟)

   ◇    ◇

 ◆球団25年ぶり 開幕戦で満塁弾を放ったパ・リーグの打者は13年本多雄一(ソフトバンク)以来で、今年の山川と中田(日本ハム)が9、10人目。西武では94年伊東勤に続き2人目だ。セでは昨年までに8人(王貞治が2度)が記録している。

=2019/03/30付 西日本スポーツ=

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