ソフトバンク川原2142日ぶり1軍登板に万感「また投げられるとは」

西日本スポーツ

ヒーローインタビューでガッツポーズする川原(左)と柳田 拡大

ヒーローインタビューでガッツポーズする川原(左)と柳田

 ◆ソフトバンク6-5西武(30日・ヤフオクドーム)

 ソフトバンク川原弘之投手(27)が6年ぶりの1軍登板。1イニングを1安打1与四球ながら無失点に抑え、プロ初ホールドで勝利に貢献した。

 2点リードの6回に登板。1軍マウンドは2013年5月18日の阪神戦(甲子園)以来だった。「勝ってる場面だったけど無心でいこうと思った」。森を歩かせる滑り出しだったが「四球を出してもヒットを打たれてもゼロで抑えるのが目標」と気持ちを切り替えた。

 続く外崎を内角直球で詰まらせ遊ゴロ。甲斐の二盗阻止にも助けられた。栗山に中前打を許しても、中村をフォークで遊ゴロに仕留めた。最速は152キロだった。

 福岡大大濠高からドラフト2位で2010年入団。12年に1軍デビューし、2軍戦で最速158キロをマークしたが、15年3月に左肩手術。同年11月に左肘手術も受けた。16年シーズンから育成選手。通算10年目の今季、春季キャンプからアピールを続け、開幕直前に支配下復帰を果たした。

 試合後は4回に逆転満塁弾を放った柳田とお立ち台へ。しきりにまばたきする姿に、インタビュアーからは目に光るものが…と振られたが「(撮影するカメラのストロボが)まぶしいです」と即答し、スタンドからは笑いが起きた。

 それでも「ケガで投げられない時期は本当につらかった。こうやって1軍のマウンドでまた投げられるとは思っていなかったので、本当にうれしいです」と話すと、感無量の表情。「両親や家族、支えてもらった方々に感謝を伝えたいです」と話し、拍手に包まれた。

=2019/03/30 西日本スポーツ=