J3北九州、スタートダッシュ成功 開幕3連勝 試合終盤 運動量落ちず

西日本新聞

今月10日、3年ぶりに開幕勝利を挙げて、試合後にサポーターとタッチする選手たち。31日はホームで4連勝が懸かる 拡大

今月10日、3年ぶりに開幕勝利を挙げて、試合後にサポーターとタッチする選手たち。31日はホームで4連勝が懸かる

 ●体力アップの練習が奏功

 サッカーJ3のギラヴァンツ北九州は、開幕3連勝を飾り、スタートダッシュに成功した。リーグ最下位に沈んだ昨季とは打って変わり、今季は前線からの積極的な守備や、試合終盤でも落ちない運動量が光る。順位は現在1位(全18チーム)をキープする。チームの好調の要因を探った。

 昨季主将を務めたMF川上竜選手(24)は「長くなった練習時間で質の高いメニューに取り組んでいるので、試合中、体力的にきついと思っても、そこから動けるようになった」と好調の要因を分析する。

 小林伸二監督(58)が就任した今季、かつては午前で終わっていた練習が午後にも行われるようになった。走り込みやウエートトレーニングの比率も上がり、川上選手は「練習は格段にきつくなった」と打ち明ける。

 選手は今季から試合や練習で心拍数、位置情報を計測する胸のバンドも装着する。移動速度や走行距離に加え、コンディション管理も兼ねて数値を記録。村岡誠フィジカルコーチ(48)は「けがをしないぎりぎりのラインで、高負荷のメニューが導入できる」と狙いを語る。

 「技術はすぐには成長しないが、体力はすぐに伸びるので」と小林監督。効果は着実に上がり、今季のチーム始動時に8・8%だった川上選手の体脂肪率は現在7%に。川上選手は「体の動きが段違いによくなった」と手応えを感じる。

 2016年シーズンからチームでプレーするFW池元友樹選手(34)は「チームの雰囲気はこれまでになくいいが、課題もある」と気を引き締める。

 ギラヴァンツ北九州は31日、ホームのミクニワールドスタジアム北九州(小倉北区)でSC相模原と対戦する。

=2019/03/31付 西日本新聞朝刊=

PR

PR

注目のテーマ