SB柳田、2戦連発の逆転弾 守備も「プロイチ」自賛 王会長「できる人はできる」

西日本スポーツ

6回1死一塁、左中間に2号逆転2ランを放つ柳田 拡大

6回1死一塁、左中間に2号逆転2ランを放つ柳田

7回2死一塁、西武・金子侑の打球をランニングキャッチした柳田(右) 8回2死一塁、打者・デスパイネのとき、二盗を成功させた一走・柳田 7回2死一塁、西武・金子侑の中飛を好捕した柳田(右)に感謝するモイネロ

 ◆ソフトバンク3-1西武(31日・ヤフオクドーム)

 2戦連発の逆転弾で、2年ぶりとなる開幕3連勝を呼び込んだ。1点を追う6回1死一塁。高々と舞い上がった柳田の打球は、左中間最深部のスタンドで弾んだ。高橋光の甘い147キロ直球を振り抜いた2号2ラン。貴重な一振りで、力投した高橋礼にプロ初勝利をプレゼントした。

 「とにかく打てる球をかち上げようと思っていた。(高橋)礼もいいピッチングをしていたので、逆転できて良かった」

 30日の逆転満塁弾と同じく初球を仕留めた。積極的なスイングの理由は「甘い球が来ることも多いし、ボールを見逃しすぎても駄目だなと思って」と明確だ。立花打撃コーチも「打席に入る前からしっかりバットを振る準備ができている」と集中力を評価する。

 もともと初球は“大好物”だ。昨季は82打数31安打の打率3割7分8厘で、本塁打はカウント別で最多の11本だった。今季は2本塁打を含む5打数3安打、打率6割とさらに数字を向上させている。プロ通算でも初球の打率は4割6厘。本塁打も通算152本のうち、約3割の41本をこのカウントで放っている。

 今季初の1試合3安打をマークした打撃だけでなく、好守でもチームを救った。7回2死一塁で、金子侑の左中間深くを襲った大飛球を全力で追い、懸命にグラブを伸ばしてつかみ取った。抜ければ同点となり、高橋礼の勝ち星も消える可能性が高かった場面でのビッグプレーだった。

 昨年まで2年連続でゴールデングラブ賞に輝いている名手は「“プロ一”のプレーだった。絶対捕れないと思ったけど、一歩目のスタートがよかった」と胸を張った。お立ち台では「あまり言いたくないけど、村松(外野守備走塁)コーチのおかげですね」と冗談交じりのコメントで、本拠地のファンを沸かせた。

 8回には二盗を成功させて今季は早くも3盗塁。工藤監督も「もうさすがです。甘い球を見逃さずによく打った。守りもナイスプレーだったし、盗塁も決めてくれた。走攻守でこれからも続けてほしいですね」と最敬礼。打って守って走ったギータが、チームの大黒柱であることを改めて証明した。 (長浜幸治)

 王会長「この3連勝は大きい。柳田はいいところで打ったね。初球から。技術の世界だから、できる人はできる。こればかりは、思いがあってもできるわけではない」

=2019/04/01付 西日本スポーツ=

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