ソフトB東浜「令和?なんか予想外」開幕4連勝へ黙々

西日本スポーツ

練習中、明るい表情を見せる東浜 拡大

練習中、明るい表情を見せる東浜

東浜の昨年登板成績 ホークス開幕戦からの4連勝以上

 11年ぶりのチーム開幕4連勝はこの男が導く。東浜巨投手(28)が1日、好スタートを切ったチームの勢いをさらに加速させる投球を誓った。2日のオリックス戦で今季初登板初先発。今春キャンプ、オープン戦で調整が遅れたが、首脳陣の信頼は変わらずカードの頭を任された。昨季は故障離脱から復帰した後に6連勝でシーズン終了。年またぎながら自身“最長”の7連勝も狙う。

■新元号予想は外れ

 午前11時にヤフオクドームで始まった投手練習。日本中が新元号の発表に色めき立つ中、東浜は黙々と体を動かした。「令和? なんか予想外ですね。僕は頭文字がEで始まる言葉かなと予想したんですけど。根拠は全然ないですよ」。新元号より目の前の試合。さらりと答えた右腕の言葉にそんな思いがにじんだ。

 最高の雰囲気の中で今季初のマウンドに上がる。チームは昨季リーグ王者の西武相手に2年ぶりとなる開幕3連勝を飾った。連勝を4まで伸ばせば王監督時代の2008年以来だ。「いい流れでチームがきている。その流れに乗れればいい」。11年ぶりのスタートダッシュに自信を見せた。

 今春キャンプで左脇腹を痛めた影響で慎重な調整を余儀なくされた。それでも3月20日の楽天とのオープン戦で4回2/3を2失点(自責点1)にまとめ「準備はできた」と手応えをつかむと、開幕前の最終登板となった同26日の2軍練習試合では6回1安打無失点と好投。試合中に打球が直撃した右すね付近も状態に問題はなく、準備を整えた。

■まず目前の試合を

 昨季は右肩の故障で開幕から苦しい投球が続き5月に離脱。その時点で8試合1勝5敗にとどまっていたが、8月の復帰後は9試合で無傷の6連勝を飾り公式戦を終えた。6連勝は最多勝に輝いた17年に2度マーク。年またぎとはいえ7連勝なら初となる。「まずは目の前の試合を大事にしたい」と自らを律するように繰り返した。

 開幕ローテの6人全員が平成生まれという若い先発陣の中で、千賀とともにカード頭を任される。「評価は周りが決めること。任されたポジションで責任を果たすだけ」。そう冷静に受け止めるが、軸としての自覚を問われると「そういう思いは年々強くなっているし、そういう存在にならないといけない」と強く言い切った。千賀は開幕戦で自己最速を更新する161キロを出し6回無失点。「2本柱」の1人として東浜も快投で続く。 (長浜幸治)

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◆3年ぶり白星発進へ

 東浜の連勝は16勝5敗で最多勝を獲得した17年に2度、18年に1度記録した6が最長。17年の2度目は6登板で記録した。1年目から6シーズンの初登板(全て先発)は1勝1敗で、勝ち投手となったのは16年のみ。3年ぶりの白星スタートを目指す。

=2019/04/02付 西日本スポーツ=

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